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　児童発達支援の施設は児童発達支援センターと児童発達支援事業所の2種類ありますが、主な施設である児童発達支援センターの職員配置を例にして、発達支援のお仕事はどういったものがあるかご紹介します。

職種

児童発達支援センター（福祉型）の人員配置基準は以下の通りです。

　このうち、児童の介助や指導に当たる主力職員は児童指導員・保育士・児童発達支援管理者の3職種です。

　それ以外の嘱託医・調理員・栄養士・聴能訓練担当職員・言語機能担当職員については特殊な職種なので、今回は割愛します。

求人

　児童発達支援センターの職員の中で、もっとも数が多いのが「児童指導員」と「保育士」です。

　児童と職員の対比が4：1ということは、40人が通所していれば10人の児童指導員や保育士が必要だということになります。

　したがって、児童発達支援センターの職員募集、つまり求人もこの児童指導員・保育士が一番多いということです。

　では、児童発達支援センターの職員求人はどこで見つければいいでしょうか？

　本来、児童発達支援センターは公的機関ですので、職員の募集は市町村がそのホームページなどで行います。

　そういった求人は地方公務員になりますから、人気も高く募集も少ないためかなり狭き門になっているようです。

　施設によっては民間に運営を委託している施設や、派遣会社などから職員を雇用している施設もあります。

　そのため、転職・就職サイトなどに児童発達センター職員、児童指導員・保育士・児童発達支援管理責任者の求人がかなりたくさん掲載されています。

　その中でも、介護求人ガイドや保育情報どっとこむなどの介護や福祉、保育を専門とする転職・就職サイトがおすすめです。

　実際に児童発達センターの職員、児童指導員・保育士。児童発達支援管理責任者の求人を探す際にどんなことに注意して検索すればいいかをご紹介します。

　ポイントは2つ、給与・待遇などの条件面と職種・仕事内容です。

条件面

　どんなお仕事でもそうですが、やはり給与や賞与、勤務時間や休日、さらに社会保険や退職金制度といった条件面はしっかり把握しておきたいですね。

　いくらその施設があなたの理想とするような施設で、仕事内容もやりがいのあるところだとしても、生活していけないような薄給だったり、サービス残業で過労死寸前だったり…そんな職場だったら目もあてられませんからね。

　まずは条件面をチェックしてみましょう。

　とは言っても、けた違いの高給を期待するのは間違いですから、「このくらいの線は譲れない！」というボーダーラインを決めておくのもいいかも知れません。

職種・仕事

　次にチェックしたいのが、児童発達支援センターのどの職種での求人なのかということです。

　もちろん求人欄には、児童指導員や保育士を募集と明記されています。

　しかし求人欄を良く見ていくと、「介護福祉士」や「社会福祉士」といった他の資格があれば資格手当を支給といった記述が見つかる場合があります。

　他にも、聴能訓練担当職員や言語機能訓練担当職員を併せて募集していることもあります。

　もしあなたが、介護や福祉系の他の資格を保有していたり、聴能訓練や言語機能訓練の経験があったりすれば、そういった施設ではとても重宝され、あなた自身もとてもやりがいのある施設職員ライフを送れるのではないでしょうか？

　発達支援と関連してよく見かける言葉に「療育」があります。

　療育は、障害のあるこどもが社会的に自立して生活していくための治療と教育（保育）の事と定義されています。

　児童発達支援の定義ととてもよく似ています。

　市町村や施設によって違うのですが、児童発達支援センターなどの児童発達支援よりも、療育センターなどで行う療育はもう少し治療の意味合いが大きいのではないかと思われますが、明確な線引きはされていないというのが現状かも知れません。

　実際、医療型の児童発達支援センターで療育センターという名称で運営されている施設もあります。

　発達支援の求人について調べてみました。

　発達支援や療育に興味のある方や、福祉・介護のお仕事が気になる方は是非一度、発達障害関連施設の求人を検索してみて下さい。