医師事務の求人を見たことのあるかたは、医療事務や医師事務作業補助者の募集も目にしたことがあるかもしれません。医師事務って、本当はいろんな種類があるの?違いって何?と疑問に思ったかたも多いでしょう。今回は、医療事務との違いや、医師事務として働くかたが知りたくなる給与などについて、ご紹介します。
医師事務と、医療事務…一見、同じに見えますよね。しかし、その仕事内容はきちんと分けられています。一般的にイメージしやすいのは、医療事務の仕事です。
病院やクリニックで受付や会計業務をしている人は、ほとんどが医療事務の仕事に就いています。医療事務は、その他にもレセプト作成業務という、医療分野に特化した事務作業や、雑務、電話対応、入院患者の対応など様々な仕事をこなしています。
一方、医師事務は、医師の指示のもと、カルテや診断書などの医療文書作成の補助を行うことが主な仕事です。患者とのやりとりよりは、医師とのやりとりが多い仕事です。
それでは、医師事務作業補助者とはどんな仕事をするのでしょうか?医師事務作業補助者と、医師事務は同じ仕事のことを表します。その他にも、メディカルクラークや医師クラークとも呼ばれることがありますが、正式名称は医師事務作業補助者です。
医師事務作業補助者は、医師の指示以外の作業はできない決まりになっています。仕事内容は、医師の補助作業に限定されているため、病院での窓口業務や電話対応、レセプト作成業務などの医療事務の仕事を兼務することはできません。
これから医師事務の仕事に就きたいと考えているかたは、この違いを知っておくと便利です。医療の現場の事務を行うにあたり、どんな仕事をしたいか考えてみると良いかもしれませんね。
医師事務と、医師事務作業補助者との給与の違いは、今のところあまり変わりません。どちらの場合も、正社員かパート・契約社員かどうかで変わったり、就職先によっても変わってきます。
一般的な医師事務の平均給与は、正社員の場合、月給14万円~16万円です。そして、手当やボーナスが付く場合が多いです。個人病院と大規模な病院では、やや個人病院の方が給与が高い傾向にありますが、詳しくは求人で確認しましょう。
パート勤務で医師事務をする場合、時給は1200円程度です。ボーナスや手当がない場合がほとんどですが、自分の働き方を選択できることから、、子育てや家事との両立にはおすすめです。
医師事務の仕事は、病院に来た患者と一番初めに顔を合わせる、いわば病院の顔ともいえます。個人病院は、地域のかかりつけ医としての役割を果たすため、患者の身近な存在になっています。
個人病院には特に、病気のかたを気遣いながら、機転のきく対応を求められる場面も多いです。もちろん、大きな病院にもこのような場面は多いですので、人との関わりが好きなかたはおすすめです。また、レセプト請求業務では、行われた治療の内容を保険点数に表し、患者の保険負担割合に合わせて会計業務を行います。
カルテの内容を理解しないとできない作業であり、医師事務は事務業務の中でも、医療に特化した事務員です。専門的な知識や定期的に改定される医療保険の内容を勉強しつづける必要もあります。そのため、医師事務は、キャリアアップを目指したい人にも向いています。
医師事務と、医師事務作業補助者との違いが分かりましたね。求人を探すときには、この仕事の違いを考慮して検討しましょう。
また、医師事務の仕事は病院の診療時間に基づいて行われます。夕方遅くまで診療している病院もあるため、勤務時間も考慮して応募しましょう。
求人情報には、ハローワークやフリーペーパー、人材紹介など様々な方法があります。インターネットの求人サイトを参考にする場合は、医師事務情報を多く掲載するサイトがいくつかあるため、効率的に探すにはおすすめです。
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