新人介護職員が抱える「悩み」と是非呼んでもらいたい「オススメの書籍」
新人介護職員さんには仕事の悩みはつきものですよね・・・
「人の役に立つ仕事がしたい」と考えのもと、介護の仕事に就いた方がほとんどだと思います。
しかし、実際現場に出てみると、その思いだけではやっていけないというのが現実ですよね。
今回はそんな新人介護職員さんが抱える悩みと、新人さんに是非とも呼んでいただきたい「介護職に関する書籍」をご紹介します!
「失敗への恐怖心」
「利用者さんに怪我などをさせたらどうしよう・・・」などの恐怖心
これは介護に携わっている方であれば誰もが直面する悩みかと思います。
「食事の介助で誤って喉に詰まらせたらどうしよう・・・」「骨折などさせたらどうしよう・・・」など
万が一自分の失敗で重大な事故が起きてしまったらと考えて仕事を「怖い」と感じている新人さんは
少なくないのではないでしょうか。
「利用者さんからの扱い」
介護職員さんは時には利用者さんから罵声を浴びさせられることも。
認知症を患っている方などへの対応は特に難しいと感じるかもしれません。
言葉による攻撃だけではなく、腕を引っかかれたり、髪の毛をひっぱられたりなどの
暴力を振るわれることもしばしば・・・
新人の職員さんはそういった利用者をうまくかわす術もなく
悩んでしまうケースも非常に多いかと思います。
そんな新人介護職員に読んでもらいたい!おすすめの「介護に関する本」
新人介護職員さんへ向け様々な書籍が出ているのをご存知でしょうか?
介護技術への知識や高齢者とのコミュニケーションのとり方など
これから介護の業界で活躍される方は、是非参考になるのではないでしょうか?
☆月刊誌「おはよう21」(毎月27日発行)
介護専門職の、介護専門職による、介護専門職のための総合情報誌です。
幅広いちしきが 必要とされる介護の仕事について最新情報を掲載しています。
毎月発行の通常号に加え、年2回、ひとつのテーマを掘り下げた増刊号も発行されます。
☆ポケット判 「介護の○と×シリーズ」
介護職として必要な技術、知識を、○と×で解説しています。
多くの介護職員が遭遇する「困った場面」での声かけのテクニックなど、
利用者とのコミュニケーションのとり方なども参考にしてみてください。
☆「対人援助職に効く ストレスマネジメント ちょっとしたコツでココロを軽くする10のヒント」(著=竹田 伸也)
・利用者の行動が理解できなくて困っているあなたへ
・利用者に苦手意識をもって困っているあなたへ
・仕事がきになって眠れなくて困っているあなたへ
などなど、介護職の方が抱えるストレスとの付き合い方について紹介している書籍です
☆「イラストでわかる 高齢者のからだと病気」(著=杉山 孝博)
高齢者を支える専門職として、知っておくべき高齢者の身体の変化、ケアのポイントや病気の知識を
イラストを使って分かりやすく解説しています。
☆「ケアが変わる 介護記録の書き方」(著=田形 隆尚)
よりよいケアをするために必要不可欠な介護記録を書くための基本から学ぶことのできる書籍です
介護記録の目的と書き方のポイントなどを分かりやすく解説しています。
☆「イラストで理解する初めての介護 心と技術」(川島 みどり=編集)
介護とはなにか、技術はもちろん、その心構えを含めた本質をイラストを用いて読むことで、
介護の奥深さに気づけます。
☆「すぐに使える 介護のための接遇講座」(著=山岡 仁美)
介護職員として、利用者や家族と良好な関係を築くこと、好印象を与えるために
必要な「接遇」のスキルなどが掲載されています。
今後の利用者や家族とのコミュニケーションの取り方の参考にしてみてはいかがでしょうか。
以上すべて中央法規出版のおすすめ図書です。
書店には置いていない書籍もありますが、ネットなどで取り寄せることも可能です。
まとめ
新人介護職員さんが抱える悩みとそんな新人介護職員さんに
おすすめの書籍をいくつか紹介させていただきました。
介護職は専門的な知識と技術から利用者やそのご家族との
コミュニケーションのとり方などを分かりやすく解説しているものも
あります。
しかし、実際の現場ではいつも「同じ場面」「同じ対応」では
決して無いかと思います。
その都度、身近な先輩や同僚に相談をする事もとっても重要です。
まずは職場でのコミュニケーションも大切にしつつ
+αでこのような本も参考にしてみてはいかがでしょうか?
【文:よし子】