介護施設なのにポップンの筐体あるんだけど何で…?
60歳ぐらいの職員
「んあ?あぁ、『ぽっぷん』っていうのこれ?これねぇ〜音聞いて画面見て手で叩いて、っていいリハビリになるのよ〜」
俺「ほへー」 リハビリに使うらしい
・太鼓の達人RT ~日本の心~
・ワニワニパニックRT
・ドキドキへび退治Ⅱ
・ハンマーフロッグ
・ポンポンタッチ
・猪突猛進!うり坊タタキ
ゲーセンとか旅館に置いてある定番ゲームもありますが、もちろん高齢者向けに改造済み。
・車椅子でも手が届く低い移動式の太鼓
・握力が弱くても叩き易い握力支援ベルト付きバチ。
・高齢者に馴染みのある楽曲収録。(例:炭坑節 黒田節 ソーラン節 ふるさと 荒城の月 etc・・・)
・太鼓の音が響くだけの「太鼓を叩く」モード追加。
など、高齢者が使いやすい向けにバッチリ改造されています。
退屈で苦しいリハビリと比べ、楽しく続けられる上に、リハビリに必要な専門家なども不要。指導がなくてもガンガン取り組んでもらえるということで、介護施設にも高齢者にも喜ばれているようです。
アーケードゲーム以外でも 『マリオ』『テトリス』『ぷよぷよ』などのゲームや、ちょっと前に大ブームになったDSの脳トレなども認知症に効果があるとの研究結果が出ています。たしかに『テトリス』は頭使いますね。
昔はゲームやりすぎると頭が悪くなるといわれたものですが、最近の研究ではむしろ改善するという研究報告も多いようで、筋力アップや認知力・判断力の向上や視野の拡大など、筋力と脳への刺激などの点で注目されているんだそうです。
施設の一角がゲームセンター状態になっている所もあるそうです。
このように高齢者向けのゲームが数多く導入されていますが、それは介護施設だけにはとどまりません。街のゲームセンターでも、高齢者の存在感が増しています。
現在ゲームセンター業界は スマホ普及による若者離れ 少子化 家庭用ゲーム機の高性能化 消費税増税など、まさに大苦境状態です。
80年代に2万店を超えていたゲームセンターは最近では5000店を下回るなど、街のゲームセンターはどんどん減ってきています。
そこで業界が注目したのは、経済的にも時間的にも余裕のある高齢者層。子どもたちが学校にいる平日の昼間にシニア世代の利用してもらおうと、車椅子に座ったままでも遊べるようゲーム機を改造したりなど、お店でもいろいろと工夫を凝らしているようです。高齢者からは、少ないお金でも長く遊べ、『来れば友達に会える』など、好評のよう。
少子高齢化が進む中、これまでのサービスや商品を、シニア向けにリニューアルする企業は増加していく傾向にあります。ゲームセンターは今後、お年寄り同士の交流の場として、街の公園や病院のロビーに並ぶ、憩いの場となるかもしれません。
介護求人ガイドは、アスカグループの運営する介護福祉士を中心とした介護業界の転職をお考えの方のための求人サイトです。介護福祉士さん向け求人を中心に、「こだわり条件で選ぶ求人システム」「現役の介護士さんインタビュー」「介護士さん向け情報"介護ネタ帳"」など、介護業界にまつわる情報をわかりやすくご紹介しています。介護の求人以外にも多彩な情報を随時掲載しています。これから介護の仕事を目指す方、現在ヘルパーとして活躍中で介護福祉士を目指される方、介護福祉士の現状を知りたい、求人には興味がないけど介護の職場の実態が知りたい。など様々な方をサポートします。当サイトのサービス、機能、求人・転職情報は全て無料。介護求人ガイドは介護福祉士さんを中心とした介護の専門求人サイトです。みなさんの転職・就職活動に、ぜひ介護求人ガイドをご利用ください。