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介護コラム

求人を見つけて訪問介護ステーションで働くために

訪問介護員が、高齢者など介護が必要な人の自宅を訪問し、入浴・食事・排泄といった事の介助や、調理・掃除・洗濯といった日常生活の雑事を援助する訪問介護。その訪問介護サービスを提供する人員を派遣するのが訪問介護ステーションです。訪問介護ステーションの人員配置基準では、常勤管理者・サービス提供者・常勤管理者の3職種が定められています。今回は、実際に利用者の自宅を訪問して介護を行う主力スタッフである「訪問介護員」についてリサーチしました。訪問介護員に必要な資格要件や、どんな施設で働けるのか、また訪問介護員に必要な適正はどういった事かなどを詳しくご紹介します。

訪問介護で働くためには?

 まずは、訪問介護の施設で働く訪問介護員になるためには、どういった資格や経験が必要なのかをご紹介します。


資格要件

 ホームヘルパーとも呼ばれる訪問介護員は、介護福祉士と政令で定める者が行うことになっています。

 この政令で定める者とは、平成24年度まで行われていた訪問介護員養成研修(ホームヘルパー2級に相当)が新しくなった「介護職員初任者研修課程」修了した者のことです。

 いわゆる介護職のスタートラインともいうべき資格で、もっとも取得しやすい資格です。

 この研修は養成機関や自治体が開いていますので、自治体や養成機関に問い合わせてみましょう。


サービス提供責任者

 訪問介護員のリーダーとも言えるサービス提供責任者になるには、下記のいずれかの要件を満たす必要があります。

  • ・介護福祉士
  • ・実務者研修修了者
  • ・旧介護員基礎研修課程修了者
  • ・旧ホームヘルパー1級課程修了者
  • ・介護職員初任者研修修了者で実務経験3年以上

訪問介護員からサービス提供責任者へキャリアアップを目指したいですね。

働く場所は?

 訪問介護員として働く施設は、今回のテーマである訪問介護ステーションなどの訪問介護事業所が主な職場です。

 その訪問介護事業所も、運営主体はいろいろです。

  • ・社会福祉法人
  • ・医療法人
  • ・市区町村社会福祉協議会
  • ・NPO法人
  • ・農協
  • ・生協
  • ・民間企業

 雇用形態も施設によってまちまちです。

 施設に直接雇用される正社員やパート、施設に登録して仕事を割り振りされる登録ヘルパー、派遣会社に登録して仕事を紹介される派遣ヘルパーなどがあります。

 実際には、およそ8割が非正規雇用で、正社員は少ないようです。

 他にもデイケアサービス施設や養護老人ホームなどでも訪問介護を行っている施設があります。

どんな人が求められる?

 次に、訪問介護員・ホームヘルパーに求められる能力や適性とはどういったものなのかをご紹介します。


体力

 介護のお仕事は体力なくして始まりません

利用者の移乗や体位変換などの身体介助では、かなり力を使いますから体力は必要不可欠と言えそうです。


コミュニケーション力

 利用者との意思疎通を上手にこなし、相手を思いやり信頼関係を築けるかどうかは重要なポイントです。


観察力

 利用者の顔色や話し方、自宅の様子などから「いつもと違う」と気付く観察力で、例えば利用者の体調や環境の変化を察知出来れば、事故なども未然に防げるのではないでしょうか?


家事力

 介護以外の生活支援サービスである掃除や洗濯、調理といったいわば「家事」をうまくこなせるかどうかもホームヘルパーに求められる能力です。


 それ以外にも、ケアマネージャーや施設管理者といった施設の他の職員とも、しっかり連携して仕事をこなす協調性も大事です。

採用されやすいポイント

 訪問介護ステーションで働くには、まず施設の求人に応募して採用されなければなりません。

 施設にもよりますがほとんどの場合、履歴書や職務経歴書と面接によって採用の合否が判定されるのではないでしょうか?

 その際に、採用されやすくなるポイントを挙げてご紹介します。


履歴書・職務経歴書

 履歴書や職務経歴書で重要なポイントは、経験や資格です。

 福祉や介護の資格を保有していればもれなく記載してアピールしましょう。

 未経験でも即不採用というわけではありませんが、無資格でもボランティアや福祉の経験があれば有利です。

 自己アピールや志望動機で、介護職にかけるやる気や意気込みもPRしたいところです。


面接

 未経験の人や無資格の人でも、面接でその人柄や性格、ふるまいが介護に向いていると判断されれば採用になる場合もあります

 逆に経験者で有資格者だとしても、思いやりがなさそう、気が短そう、といった高齢者対応に向いていなさそうな人は不採用になってしまいます。

 まず、明るくハキハキしゃべる人は介護に限らず、人と接する仕事に向いているので好印象です。

 さらに、コミュニケーション力も重視されるため、面接官との受け答えがしっかりしているか、言葉遣いは正しいかといったことが見られています。

 最後に、面接で印象がよくなるポイントを3つ挙げてみましょう。

 どんな職種の面接でも言われるようなことですが、介護職もやはり同じです。

  • ・相手(面接官)の目を見て、焦らずゆっくり話す。
  • ・面接時の服装は必ずビジネススーツで。
  • ・とにかく笑顔!

まとめ

 訪問介護ステーションで働くための基礎知識をご紹介しました。介護のお仕事はますます需要が増えていくと思われます。福祉・介護の求人もその数は右肩上がりです。

 訪問介護ステーションでのお仕事、訪問介護員に興味がおありの方は介護・福祉専門の求人サイト介護求人ガイドで検索してみて下さい。

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