介護職の転職先として、人気のあるグループホームでのお仕事。アットホームな介護を実現している施設が増えていることから、非常に注目をあびている種類の施設でもあります。今回は、そんな人気のグループホームでのお仕事についてお話していきたいと思います。
グループホームの求人情報と、現状を調べて見ました。実際に求人を探して見ようと考えている人は是非参考にしてみてください。
グループホームを経営する事業所は、全国に1,436事業所あります。さらにホームの数は6,432カ所もあります。*1
つまりは介護の人員不足が問題となっている今、職場の選択肢はグループホームにしぼったとしても1,436カ所もあるということです。非常に選ぶ選択肢が多いのがグループホーム求人のメリットでもあります。
これだけある施設の中でどんな施設を選んで働くかが、非常に重要になってきます。グループホームの求人は一体どこでどのように選べばいいのでしょうか。
まず、転職活動で思いつくのはハローワークの求人です。多数の求人情報が出されています。また、今は介護の転職サイトなどを利用することで、条件にあわせた求人を探すことができます。
そのため、求人を探す前には自分の希望条件を明確にしておくことも重要です。その上で施設ごとの条件と見比べていくことで希望に近い条件の職場を見つけやすくなるでしょう。
民間の施設は公的な施設と比べて職員も少人数体制の場合も多く、人間関係も重要です。気になる施設があれば最低1度は職場の見学に行かせてもらうことで雰囲気もつかみやすくなります。
グループホームの平均的なお給料は月収約17万~18万円程度と言われています。しかし、手当や夜勤が多いところなどでは25万円前後までもらえるところも多いのと、賞与を考慮すれば平均年収は300万~350万円程度となります。
介護職にはつきものである夜勤ですが、グループホームの夜勤はどうような形態で行われているか調べてみました。
グループホームの夜勤はもちろん施設によりますが、平均月に6~10回はあるようです。そして夜勤の時間は16時~翌朝の9時か10時頃までの長時間労働になることが多いです。
また、時間が短い施設では22時~翌朝の8時頃という勤務体制になるところもあります。
もちろん長時間である方が、お給料には反映されます。
グループホームは1ユニット5~9人で生活している施設です。そのため定員は1ユニット9名もしくは2ユニット18名となり大型の施設よりは利用者の数は少ないです。介護職員は利用者3人に対して1名の配置で24時間常駐であることと、夜勤は1人いれば良いことになっています。そのため、基本的には夜勤は1人勤務になることが多いです。
グループホームというと、どうしても高齢者の認知症の利用者のための施設を想像しますが、実際には障害者用のグループホームの施設もあります。
障害者のグループホームは「共同生活援助」といいます。以前はケアホームと呼ばれていました。現在では、グループホームという言い方に統一されています。基本的には認知症の利用者のグループホームと同じように、入浴や排泄、食事の介助と日常生活の援助が行われます。
グループホームでの求人は介護職員だけではありません。高齢化がすすみ、看取り介護をする施設も増えていることから、医療ケアを打ち出す施設も増えています。そのため看護師が常駐する施設も多く、看護師の求人も人気の求人になります。
今回はグループホームでのお仕事や求人についてお話してきました。数ある介護の職場の中でもアットホームな介護が実現しやすく、利用者さんとの距離も近く家族のような介護のサポートができることもグループホームで働く魅力でもあります。
自分の理想とする介護ができる職場を見つけて、長く楽しく働きましょう。
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