高齢者の福祉や介護に興味のあるかたは、老人ホームでの仕事を探す場合が多いですよね。老人ホームの仕事は、職種により業務内容や業務時間が違います。介護の仕事だけではなく、介護の補助的な仕事や、看護、リハビリ、相談業務など、専門分野に分かれています。専門の学校を出ていないから…、資格を持っていないから…と、諦めるのは早いですよ！ここでは、老人ホームで働く方法や必要な資格の有無、職場探しのポイントについてご紹介します。
老人ホームで働くには、介護福祉士などの資格が必要と思われがちです。しかし、資格がなくても働くことは可能です。資格の取得を目指しながら介護の現場で働くかたはたくさんいます。介護の業務を実際に行いながら学びを重ねることで、試験勉強に生かせるというメリットもあります。
また、シフト制の介護現場であっても、短時間のアルバイト勤務を募集している老人ホームもあります。介護の世界で働いてみたいけど、まずはどんな仕事か見てみたい場合や、子育てや家事との両立をしながら仕事をしたいかたにはおすすめです。
看護処置やリハビリの実施は、資格を持った専門職にしか出来ない業務もありますが、介護については資格がなくても行えます。資格はあった方が給与面などで好条件になりやすいため、いずれ取得することも検討しながら、介護の経験を積んでみてはいかがでしょうか。
求人により、高校生でも募集をしている老人ホームはあります。高校生の募集の場合は、17時～20時までなど、学校を終えての勤務が可能な時間帯で募集されています。休日は、日勤帯で募集している場合もあります。
高校生の募集の場合、業務内容は介護補助が多いです。例えば、食事の配膳や食器の片づけ、利用者の部屋などの掃除、ゴミ捨てなど、介護職の業務を補助する仕事です。実際に高齢者の身体介護をする場面は介護職に比べて少ないかもしれませんが、介護の現場を学ぶ良い機会になります。求人によって業務内容は変わってきますので、興味があれば問い合わせてみましょう。
老人ホームで働く場合、やはり気になるのはお給料ですよね。介護の世界は低賃金だと言われることも多いですが、果たして本当にそうなのでしょうか?職種ごとに平均給与額を見ていきましょう。
まず、介護職の平均給与は月額21万円前後です。ケアマネジャーや看護師は25万円前後、リハビリ専門職は24万円前後です。しかし、経験年数により大きく異なりますし、介護職の場合は夜勤手当の額により大きく変わってきます。
老人ホームの勤務でも、夜勤がある入所利用者のケアをする部署と、デイサービスの部署など日勤のみの部署があります。夜勤や早出、遅出がある部署だとそれだけ手当も増えます。
求人には様々な種類がありますが、ハローワーク、フリーペーパーが身近な手段ですね。その他にも、折り込み広告や人材紹介などがあります。
まず、老人ホームの求人を探す前に、日勤帯での勤務を希望するのか、夜勤など不規則な勤務が可能かどうか検討しましょう。また、短時間のパート勤務か、8時間の勤務が可能かどうかでも違ってきます。
未経験者やパート勤務を希望される方は、ハローワークや求人雑誌、フリーペーパー、インターネット求人広告が良いでしょう。
経験者で不規則勤務が可能な場合は、求人の数も多いため、どの手段を使っても比較的探しやすいです。人材紹介を利用すると、求める条件などが反映された求人情報を得やすく、面談の調整なども行ってもらえます。いかかでしょうか？
老人ホームでは、未経験のかたでも勤務が可能な場合が多く、働きながら資格を取得することも可能です。子育てが一段落した世代でも正社員として採用されるケースもありますので、人と関わることが好きなかたは再就職のチャンスでもあります。
また、アルバイトやパート勤務も可能な場合があるため、興味があるかたは求人をチェックしてみましょう！
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