運転するのが好きな人！介護ドライバーになりませんか？｜介護福祉士・社会福祉士・ケアマネージャー・初任者研修・ヘルパー｜介護求人専門サイト｜介護求人ガイド

　介護ドライバーという職種は知っていますか？初めて聞いた人もいるでしょう。介護ドライバーは、介護施設利用者を乗せた車を運転する人を指します。介護ドライバーには2つの種類があります。1つ目は、介護施設の利用者を乗せて介護施設と利用者の自宅間を送迎する介護ドライバーです。2つ目は、1人で外出するのが困難な高齢者を病院などに送迎する介護タクシードライバーです。ここでは1つ目の介護ドライバーについて説明します。

気になる仕事内容は！？

　上でも書いたように、介護ドライバーのメインの仕事は利用者の送迎です。デイサービスに通っている利用者を迎えに行き施設まで送迎し、夕方には自宅まで送ります。介護資格を持っていると、運転に加えて乗降時のサポートなどの仕事も加わります。働く施設によって仕事内容が多少変わることがありますが、このような仕事内容になることが一般的です。また、勤務時間は朝・夕方の勤務になることが多いです。

運転するときには安全第一で‼

　安全第一で運転することが必要不可欠です。利用者さんを家族から預かっているということを忘れずに、事故にあったり事故を起こしたりしないよう細心の注意を払って運転しましょう！

　車を運転するのが仕事なので、必ず自動車運転免許が必要になるということは分かりますよね？では、ここでは免許の種類と他の資格が必要なのかについて説明しましょう。

普通運転免許でいいの！？

　普通運転免許があれば、この介護ドライバーという仕事はできるのです‼利用者を乗せるのに2種免許はいらないの？と疑問に思う人もいるでしょうが、普通運転免許があれば良いんです。AT限定可の施設も多数あります。なぜなら、利用者は直接送迎料を払っているわけではないからです。ちなみに、最初のほうで少しだけ触れた、介護タクシードライバーになるためには2種免許が必要です。

介護の資格はいらないの？

　介護の資格は、持っているほうが良いというのが事実です。例えば、送迎の際に介護が必要な場合があっても、介護の資格を1つも持っていないのであれば、利用者の手助けをすることができません。介護専門のスタッフが同乗している等、資格がなくても困らない場合もありますが、持っていると何かと便利です。施設にもよりますが、介護資格を持っていることが、求人応募の条件となっている場合もあります。

　これから介護ドライバーを始めたいと思っているが、介護系の資格を何も取得していないのであれば、一番基本となる介護職員初任者研修資格という資格から挑戦することをお勧めします。

　先ほど介護ドライバーの仕事は、朝・夕方の勤務になることが多いと説明しました。それでも、どうしても夜間の仕事がしたいと考えている人もいるかと思います。そんな人達へ向けて、夜間の仕事の可否について説明します。

夜間の仕事はなかなか見つかりません

　求人を検索したことがある人は分かると思いますが、どの求人も遅くても大体20時までとなっています。やはり、送迎のみの仕事で夜間に働くというのは難しいです。でも、あきらめないでください‼介護ドライバーをしながら夜間に働く方法があるのんです。

夜間に働く方法は？

　夕方に介護ドライバーの仕事を行い、その後夜勤として介護施設で働くという方法です！この方法で働くためには、介護施設が募集している求人に見合う資格を持っていることが必要です。大規模な介護施設グループよりも、小規模な介護施設のほうが募集している可能性があります。また、介護ドライバーとしての募集ではなく、介護職員の募集になっていることもあります。求人の内容をよく見て、仕事内容に介護ドライバーの記載がある求人に応募してください。どうしても介護ドライバーとしてのみ働きたいという人以外は、この方法で働くというのも可能ですね。

　ここからは、気になる人も多い時給の話です。介護ドライバーのみ行う場合と、介護の仕事も行いながら介護ドライバーをする場合では、どのように異なるのかを見てみましょう。　

ズバリ…時給の平均は1050円‼

　関東の求人に記載されている時給の平均は、1000円～1100円程度です。東京都内だともう少し上がり1100円～という施設が増えてきます。高時給の施設では、1400円代の時給などもあります。仕事を行う時間によっては、手当が支給される場合もあります。

介護の仕事も一緒にやったら？？

　残念ながら時給にはあまり変化がありません。他には仕事をしていないという人は、介護ドライバーのみを仕事として行った場合、朝・夕方の勤務になるため昼間の時間が空いてしまいます。この空いている昼間の時間に介護施設で働くと無駄な時間が無くなり、時間を有効活用できるのではないのでしょうか。また、正社員として働きたいという希望がある人は、介護ドライバーの仕事だけではなく、空いている昼間の時間に介護職員として働く必要がある場合もあります。希望する求人情報を確認し、希望する働き方ができるのかに注意する必要がありますね。