介護の仕事は、高齢者のみではありませんよね。障害を持つ成人や、子どもまで様々です。児童養護施設など入所ができる施設では、施設で雇用された職員が介護なども行いますが、家で生活している子どもの支援はどのような方法で行われているのか、気になりませんか?ここでは、児童デイサービスについての特徴や、求人情報についてご紹介します。
児童デイサービスとは、児童発達支援と、放課後等デイサービスの2つの事業を指します。これらは、それぞれ法律で定められた別の事業ですが、サービスの内容や手続きに大きな差はありません。
それでは、この2つは何が違うのでしょうか?児童発達支援と、放課後等デイサービスとでは、対象となる年齢が違います。
児童発達支援は、小学校にあがるまでの未就学の児童を対象にしています。そして、放課後等デイサービスでは、小学校から高校3年生までを対象としており、放課後や休日に利用することが可能です。
児童デイサービスを利用できるのは、発達に心配のある子どもや、障がいを持つ子どもです。勉強についていくことが難しい、友達と遊ぶことができない、集中力が続かないなどの特徴を持つ子どもが、日常生活に必要な動作を身につけたり、集団生活に適応する能力を身につけるために利用します。
児童デイサービスは、児童福祉法に基づいて運営され、子ども一人ひとりに合わせた支援計画や、家族の支援が行われます。
児童デイサービスの求人には、管理者や正社員、パートやアルバイトなど、様々な求人があります。
仕事内容は、療育や個別支援計画の作成、家族への育児のアドバイス、相談などの他に、送迎業務があります。自宅と児童デイサービスまでの行き来や、夕方学校へ迎えに行き、自宅へ送るなど、自動車免許を必要とする求人もあります。
管理者の募集では、シフト調整や請求業務、利用契約なども含まれています。介護に関わる資格や医療にかかわる資格を持っている人は好条件で採用されやすいのも特徴です。
児童デイサービスでは、看護師も働いています。子どもの体調の変化や、ケガなどへの対応、最低限の処置を行います。児童デイサービスセンターを利用する子どもは、それぞれ治療を受けている病気があったり、ケガをしやすい身体状況である場合がほとんどです。そのため、体調の変化やケガのリスクは高く、看護師がいるだけで職員全員の安心にもつながります。
しかし、児童デイサービスセンターでは治療を行うことはできないため、体調に変化がないか、すぐに受診が必要な状況かなどの判断を行うことが中心となります。
最新の医療の現場で働きたい方には適切な職場とは言いにくいですが、これまでの経験を生かせる職場であることに変わりありません。特に、児童デイサービスを利用する子ども達は、自分で不調を訴えられない場合もあります。日頃からの観察や医学的な知識があると、早い段階で不調に気づいてあげることができるかもしれません。
仕事内容の多くは、他の職員と一緒に子どもと遊んだり、日常生活に必要な動作を教えたりすることとなります。明るく活発で、子どもが好きな方におすすめです。
児童デイサービスでは、アルバイトの募集も多いです。放課後等デイサービスは、学校がある日は夕方から利用することとなるため、勤務時間が19時頃までとなります。また、休日や児童発達支援の場合は、日中のサービスが主体となるため、朝から夕方遅くまでの広い時間帯で募集されています。
アルバイトでは、9時~18時の中の6時間や、17時~19時までなど、様々です。夕方からの募集であれば、介護や福祉の分野に興味のある学生でも、学業と両立しながら働けますね。児童デイサービスでは、送迎があるため、自動車免許の所有者が優遇される傾向にあります。中には、添乗員として働くことのできるものもあるため、自動車免許を持っていなかったり、運転に不安な方でも問い合わせてみましょう。
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