全国の介護福祉士の求人情報なら「介護求人ガイド」におまかせ。無料会員登録で最新の情報をご覧ください。


フリーダイヤル0120-777-277


介護コラム

後ろの正面向いたら俺が介護してた困っちゃう

夜道を一人で歩いているときに職質を受けたりしながら私は考えていた。帰った一人暮らしの部屋の中に「何がいたら一番怖いだろう?」と――今回はそんな話である。

夜中の2時ぐらいだろうか?足立区に住んでいる時、用もないのによく外をほっつき歩いていたことがある。

職質の憂き目にあったのはそんな時だ。

あの時は小雨が振っていた。

私はそもそも傘が嫌いなので、小雨程度で傘をさして歩く習慣がない。

それがいけなかった。

近くで強盗殺人があったらしくて、二人組の警察官は菓子パンと缶コーヒーを買い求めて外出した私に(深夜放映の新日本プロレスリングを見ながら食すのである)穏やかな口調ながら、虫を見るような目つきでこう言った。

「こんな雨の中、傘もささずに外出するなんて、何してるんだろうって思いましてねえ」


余計なお世話だと思った。

「雨の日に傘をささずに歩くことが許されてもいい。自由とはそういうことだ」

ネゴシエーターのロジャーもそう言ってたじゃないか。

不本意な職質から解放された私は、一人そんなことを考えながら近場のコンビニエンスストアへと向かったものである。


そんな風に、暗い夜道を考えながら歩くのが私は好きだ。

考えることは様々だ。

例えば、「自分が帰った時に部屋に何がいたら怖いだろう?」ということを考えたことがある。

妖怪だろうか? 幽霊だろうか?

そう言えば、私はとある知り合いに、「部屋にいるのは一人じゃないから」という意味深なことを言われたことがある。


介護施設では夜勤がつきものだ。

彼は誰時、深夜未明、仕事に疲れて帰途に就くあなたは、どんなことを考えていますか?

または考えてみてください。

疲れたあなたを何が待っていたら、一番怖いと感じますか?


私のその時の結論としては、自分が部屋に帰って、自分がいるのが一番怖いということだった。


ドッペルゲンガーという結論に落ち着くのかもしれない。なるほど、それはアイロニーである。


【文責 狭島粉太郎】

このエントリーをはてなブックマークに追加

介護求人ガイドとは

介護求人ガイドは、アスカグループの運営する介護福祉士を中心とした介護業界の転職をお考えの方のための求人サイトです。介護福祉士さん向け求人を中心に、「こだわり条件で選ぶ求人システム」「現役の介護士さんインタビュー」「介護士さん向け情報"介護ネタ帳"」など、介護業界にまつわる情報をわかりやすくご紹介しています。介護の求人以外にも多彩な情報を随時掲載しています。これから介護の仕事を目指す方、現在ヘルパーとして活躍中で介護福祉士を目指される方、介護福祉士の現状を知りたい、求人には興味がないけど介護の職場の実態が知りたい。など様々な方をサポートします。当サイトのサービス、機能、求人・転職情報は全て無料。介護求人ガイドは介護福祉士さんを中心とした介護の専門求人サイトです。みなさんの転職・就職活動に、ぜひ介護求人ガイドをご利用ください。

今すぐ会員登録