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用語集

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検索結果
  • 安楽尿器 ベッド上生活者で尿意のある人が使用する。集尿器とチューブ、集尿タンクという構成になっている。集尿器に排尿し、集尿タンクに尿を貯めることができる。一回ごとに尿を捨てに行かずにすむ。
  • 安楽死 患者本人の自発的意思に基づく要求に応じて、患者の自殺を故意に幇助してに死に至らせること(積極的安楽死)、および、患者本人の自発的意思に基づく要求に応じ、または、患者本人が意思表示不可能な場合は患者本人の親・子・配偶者などの自発的意思に基づく要求に応じ、治療を開始しない、または、治療を終了することにより、結果として死に至らせること(消極的安楽死)。
  • 安静看護 患者を安静な状態に保ち看護すること。
  • 圧迫骨折 外傷や椎骨の弱まりによる椎骨の崩壊。骨の密度が減少する骨粗鬆症などで骨がもろくなり、圧力によって背骨がつぶれることなどでおこる。
  • 悪性リンパ腫 悪性腫瘍のうちリンパ組織にできるもの。
  • 悪性腫瘍 悪性新生物。癌。細胞が変異して限りなく増殖を続け、周囲の正常な組織を破壊するもの。癌腫と肉腫とに分けられる。
  • 悪性関節リウマチ 既存の慢性関節リュウマチに、血管炎などの関節外症状が認められ、難治性、重篤な臨床病態を伴うもの。
  • アンビバレンス 両価性。同じものに対して愛と憎しみという相反する感情が同時に存在している状態。
  • アンチエイジング 身体の内側から老化をくい止める治療。65歳以上の方が元気に暮らしつづけることを目的とした療法。
  • アロマセラピー 香りで心身を癒す治療法。
  • アレルギー 生体が特定の物質(抗原)に対して抗体を作り、再び同じ抗原が入ってきたときに起こる抗原抗体反応のうち、病的な過敏反応のこと。
  • アルツハイマー病 進行性の認知(痴呆)症。
  • アルツハイマー型老年痴呆 老人性痴呆のひとつで、脳神経細胞が異常に脱落する症状。原因不明。短期記憶障害にはじまり徐々に進行していく。
  • アルツハイマー型痴呆 アルツハイマー病と、アルツハイマー型老年痴呆(70歳代以降の高齢期に発症する高度の痴呆)を合わせた呼び方。老年痴呆とも呼ばれる。
  • アリセプト 塩酸ドネペジル。認知症処方薬の一種。アルツハイマー型認知症の処方薬として、病気の進行を抑制する効果があるが眠気や食欲不振などの副作用もある。
  • アフターケア 利用者にサービスを行う過程において、援助が終わった後も利用者の状態によって引き続き対応する活動のこと。
  • アニマルセラピー 動物とのふれあいを通じ、気持ちを落ち着かせる治療法。
  • アドボケイト 障害者の権利擁護のための活動を行っている人々。
  • アドボカシー 自己の権利を表明することが困難な寝たきりの高齢者や、認知症(痴呆)の高齢者、障害者の権利擁護やニーズ表明を支援し代弁すること。
  • アテンダント・ケア 障害者個人を対象に、日常の動作の介助を付き添いの介助者が行うことを。
  • アテローム おでき、粉瘤。皮膚の中に袋状の構造物ができてしまい、角質や皮脂などが溜まることでおこる。
  • アダムス・ストークス症候群 脈拍数が少ないため起こる意識消失など。脈が急に遅くなることにより、脳へ流れ込む血液が急激に減少するため、脳が酸素不足(虚血)となり、めまいや失神などの意識障害を起こし全身のけいれんや尿失禁を起こすことも。
  • アセスメント 事前評価。介護サービス利用者の身体機能や状況を事前に把握して家族と相談し評価することで、ケアプランの作成など、今後のケアにどのような介護が必要なのか、課題を分析すること。
  • アグレッシブ・ケースワーク 問題を持ち社会福祉施設・機関の援助が必要であるにも関わらず援助を求めない者に対し、援助側が積極的に働きかけ、家庭訪問などによって問題解決に取り組む個別援助活動。
  • アクティビティケア 日常生活において心身を活性化してもらう事を目的とした、様々な活動(アクティビティ)を提供するサービス。
  • アクティビティ・サービス 利用者の日常生活の心身の活性化のための、様々な活動を提供するサービス。
  • アクティビティ 歌やゲーム、手芸、園芸など、心身の状態を安定させ、元気づけるために行なわれる活動のこと。
  • アクセスフリー 駅構内のエレベーターや道路の点字プレート、建物入口のスロープなど、公共施設で身体障害者が利用しやすく工夫された設計のこと。
  • アウトリーチ 手を伸ばす・手を差し伸べるという意味で、福祉サービスを拒んだり攻撃的・逃避的な行動を示す人に対して実施機関が積極的に働きかけ、利用を実現させるような取り組み。
  • アイスマッサージ 嚥下反射を誘発させるための方法。凍らせた綿棒などを口の中に入れ、嚥下反射部位を軽くこすり空嚥下(ごっくん)を促す。
  • IVH 中心静脈栄養療法。経口、経腸で栄養を摂ることができない場合、高カロリーの栄養剤を鎖骨下静脈、大腿静脈などの静脈から注入する方法。
  • 足白癬 足の水虫のこと。
  • 医療保険施設 健康保険、各種共済組合など医療保険に依存したサービスを行う施設のこと。
  • 医療保険 疾病、負傷、死亡または分娩による短期的な出費に対して、保険給付を行う制度。健康保険、船員保険、各種共済組合、国民健康保険がありる。
  • 医療福祉 保険・医療・福祉の連携による総合的な社会福祉サービスのこと。
  • 医療費控除 税者本人またはその家族が支払った一年間の医療費の合計が10万円以上、もしくは所得金額の5%に相当する額を超えた場合、超えた金額が200万円を限度とし所得から控除される。
  • 医療費 医療に関わる費用。
  • 医療ソーシャルワーカー MSW・メディカルソーシャルワーカーとも呼ばれ医療施設(病院、保健所など)に勤務する。患者からのさまざま相談にのり問題の解決に向けて援助する専門家。
  • 医療受給者証 老人保健法上の老人医療対象者であることを証明し、医療等の記録をするもの。医療等の対象者である75歳以上もしくは65歳以上75歳未満の寝たきり等高齢者で市町村長が認めた者に対し、市町村長が交付する。
  • 遺尿症 膀胱にたまった尿が、本人も無意識のうちに全部外に出てしまうこと。寝ている間に起こるものを夜尿症とも呼ぶ。
  • 移動用バー 介助用バーともいい車イスへの移乗や立ち上がりやすいように、ベッドの脇などに取り付けられている。
  • 移動介助 自分自身で移動が困難な人の移動を介助すること。
  • 一般浴 一般的な入浴。家庭浴ともいう。
  • 一般型特定施設入居者生活介護 特定施設入居者生活介護のひとつ。有料老人ホームやケアハウスが介護、看護スタッフを雇用し、ホームのスタッフによって行われる食事、排泄、入浴などの日常生活を送る上で必要な世話や療養上の世話、機能訓練のこと。
  • 一級ホームヘルパー 高齢者や障害者の日常生活を営むのに支障のある動作、(入浴、食事等)の世話をする人
  • 一級ヘルパー 専門家や各関係機関と連携しながら、介護の手伝い、支援をする介護員。学習時間によって1~3級に分かれ、1級ヘルパーは2級者で実務経験を約230時間経験した者が取得できる。
  • 一過性脳虚血発作 脳に行く血液の流れが一過性に悪くなり、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れ、24時間以内、多くは数分以内にその症状が完全に消失するものをいいる。
  • 一割負担 介護保険のサービスを利用した場合の自己負担額。
  • 一部負担金 保健給付や福祉サービスを受けた場合の利用者の自己負担金をいう。
  • 一次予防 食生活に注意したり運動をするなど、普段から健康的な生活を心がけ健康に気をつけることをいいる。
  • 一次判定 介護サービスを申請した人に対し、訪問調査員による質問調査をもとに要介護度を判定すること。コンピュータ処理で決定が行われる。
  • 遺族年金 国民年金や厚生年金保険の被保険者が死亡した場合に、遺族に支給される年金。
  • 移送サービス 高齢者や障害者、患者などを目的地へ送り届けるサービス。
  • 異食 普通食物とされていないものを口に入れたり、食べてしまうこと。
  • 移乗 ベッドから車椅子の間、車椅子から椅子など、移る動作。移動前と移動後で接している平面が変わるときに用いる。
  • 移乗介助用シート ベッドの上などで、移乗や体位変換を行うシートのこと。介護者をシートに乗せて滑らせることによって、移乗を助ける。
  • 移乗介助用具 移乗を補助する介助用器具。介助用リフト、介助用ベルト、移乗介助用シートなど。
  • 維持期リハビリテーション 回復期リハビリテーションの終了後に、残存能力や日常生活行為の維持・向上を目指して行われるリハビリテーション。
  • 意識障害 自分がどのような状況にあるのかが、わからないことを表する。精神の活動が、上手に働いていないときに起こりる。物事を正しく理解することや、周囲の刺激に対する適切な反応が損なわれている状態。
  • 意識混濁 思考や認識ができない状態。
  • 医学的リハビリテーション 医学的知識、技術を基盤とした身体に関わるリハビリテーション。
  • インフルエンザ 高熱、衰弱を伴い、鼻・咽頭炎、頭痛、筋肉痛、関節痛などの呼吸器症状のほか、下痢や嘔吐などの消化器症状が現れる。
  • インプリメンテーション アセスメント・援助計画(プランニング)・援助の実施(インプリメンテーション)・評価(エバリュエーション)という援助プロセスの一つ。
  • インフォームド・コンセント 「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。医療行為(投薬・手術・検査など)や治験などの対象者(患者や被験者)が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け、治療の有無を決定する
  • インフォーマルサービス 近隣や地域社会、ボランティアなどが行う非公式的な援助。
  • インフォーマルケア 地域社会、民間、ボランティアなどが行う、非公式の援助活動。
  • インフォーマル・グループ フォーマル・グループが社長・部長・課長など組織の中での公式な役割に基づいて形成されている集団なのに対し、インフォーマルグループはその中で自然に発生した友人関係などの非公式な集団(人間関係)のことを言いる。
  • インテグレーション 社会福祉の対象者の支援にあたり、対象者が他の人と差別無く地域社会と密着した中で生活できるように援助すること。
  • インテーク 介助、援助の必要な人がはじめて相談機関を訪れて相談する面接のこと。
  • インターベンション サービス利用者自身の変化や問題状況の改善を目的としてなされるケアワーカーによる働きかけのことで、「介入」と訳される。ソーシャルワークの焦点を社会と人間の接点に絞り、社会や人間あるいは両者の相互作用に働きかけることを。
  • インターグループワーク 地域組織化活動のための技術のひとつ。地域社会内には各種の集団が存在するが、その集団に属する有志が、当面する社会問題を共通の目標として認識し、目標達成のために協力・調整しながら進むことをいう。
  • インシュリン投与 すい臓に存在するランゲルハンス島から分泌される、ペプチドホルモンの一種であるインシュリン(血糖値を下げる作用があるホルモン)を投与する治療。糖尿病の治療に用いられる。
  • イレウス 腸閉塞。食べた物や胃液、腸液、ガスなどが小腸や大腸で通過できなくなり、それらが小腸や大腸にどんどん貯まることで、腹部膨満感や腹痛、嘔気、嘔吐などの症状が出る病気。
  • イブニングケア 夕食後から就寝前までのケア。口腔や身体の清潔、更衣、環境整備等の総称。
  • イネーブラー enabler = 後押しする人。
  • イクセロンパッチ リバスタッチパッチ。認知症処方薬の一種。 主にアルツハイマー型認知症の治療薬として、腕や胸、背中などに貼り付けて使うパッチ剤。
  • 筋萎縮性側索硬化症 略称:ALS。神経が変異して随意運動筋が働かなくなり、筋力の低下や、嚥下障害、呼吸筋マヒなどおこる。
  • 椅座位 椅子や車椅子に座った姿勢。椅子に深く腰かけ、足底が床に着いている状態で、座位の基本となる形。
  • 陰部洗浄 陰部を清潔にするために洗浄すること。褥瘡や膀胱炎など防ぐ効果も。
  • 院内感染 病院内感染。病院や医療機関内で、感染症に感染すること。新たに細菌やウイルスなどの病原体に感染すること。
  • 胃ろう 胃瘻 腹壁を切開して胃内に管を通し栄養摂取や医薬品投与するための処置。
  • 医療保護入院 医師から入院の必要があると診断された精神障害などの患者(判断能力のない人)を、保護者の同意により入院させること。精神保険福祉法で定められている。
  • 医療保険制度 病気や怪我をした場合に、必要な医療給付を行い、国民の健康的で安定した生活を守るために作られた制度。
  • 運動療法 運動を用いたリハビリテーション。萎縮や筋力の低下、関節の拘縮などの予防や治療を目的とする。
  • 運動失語 運動性失語症。他人の話すことは理解できるが、自分の思っていることを言語に表現できない言語障害。大脳の特定部位の障害による。
  • 運動器の機能向上 高齢者が要介護状態になること並びに、すでに軽度な要介護状態にある高齢者が重度な要介護状態になることの予防を目的としている。
  • 運動機能障害 身体が自分の意志で動かせなくなる障害。
  • 運営適正化委員会 福祉サービス利用援助事業の適正な運営を確保するため社会福祉協議会に設置されている。
  • うつ病 気分や行動しようとする意欲が低下し、憂鬱感や悲哀感、厭世観を感じる、体調不良、食欲不振、性欲低下などの症状が起きる病気。
  • うつ熱 体温調節がうまく出来ず、体温が異常に上がる状態。頚髄(けいずい)損傷や太陽からの熱で自立神経機能が阻害された時に起こる。
  • うつ状態 気分が憂鬱で落ちこみ、何かを考えたり動くことが面倒と感じたり、動作が散漫になる状態のこと。重くなると被害妄想が強くなることもある。
  • 迂遠 合理的な思考ができないこと。認知症やてんかん患者に見られる思考障害の一種。
  • ウェルニッケ失語 感覚性失語。言葉が出ない(喚語困難)いい間違い(錯語)あれ・それといった表現が多くなる。
  • ウェルナー症候群 早老症の一つ。平均寿命40歳~50歳と言われるが、若年期に白内障や動脈硬化等老化に伴う疾病が発症する。
  • ウイルス性肝炎 ウイルスを媒介に感染し発症する肝炎。A型、B型、C型、D型、E型など、ウイルスによって種類がある。
  • 上乗せサービス 介護保険で決まっている支給の限度額を上回るサービスを行うこと。各市区町村判断で限度額が決められる。
  • 援護寮 精神障害者のうち、入院治療の必要はないが、独立した生活を営むことができないものを対象に、低料金で居室、設備など生活の場を提供して、日常生活に適応するために必要な指導、訓練を行う施設。
  • エンパワーメント よりよい社会の実現のため、変革の主体となる力(自らの自己決定能力、政治的・経済的・法的力)をつけること。
  • 円背 背骨が湾曲し、横から見て背中が丸い状態。猫背。
  • 嚥下困難 食べ物がうまく飲み込めない、むせる、飲み込んだものが食道につかえるといった障害を示する。嚥下障害(えんげしょうがい)とも呼ばれる。
  • 園芸療法 植物の世話をすることで、心身を癒する療法。
  • 嚥下 ごくんと飲み込むこと。 口腔内(口の中)で咀嚼(噛むこと)された食べ物や飲み物が、食道を通って胃の中に運ばれる機能。飲み込むときに 詰まったり、 むせたりすることを 誤嚥(ごえん)、誤嚥しやすい状態のことを 嚥下困難(えんげこんなん)という。誤嚥により食物や飲物が肺に入り、 肺炎を引き起こす場合もあり嚥下機能の低下した高齢者の食事摂取は注意が必要。
  • 遠距離介護 離れたところに住む親族が遠方から介護に通うこと。
  • エビデンス 証拠や根拠を意味する英語。医療の現場では臨床試験のデータなど科学的根拠のことを指す。
  • エコマップ 利用者と家族や社会資源との関係を描き出した図。
  • エーパイプロセス 福祉とレクリエーションの援助形成として、アメリカで発達した援助プロセスの一つ。
  • 栄養所要量 1日に必要な各栄養素の摂取量。
  • 栄養士 栄養士法(昭和22年12月29日法律第245号)に定められる資格。指定栄養士養成施設で2年以上学習し、都道府県知事の免許を受け、栄養の指導に従事する人の事。
  • 栄養ケアマネジメント 高齢者の低栄養状態の改善のために栄養アセスメントを行い、医師や介護支援専門員などと共同で栄養ケア計画を作成し、その計画に基づき食事の提供や栄養管理などを行うこと。、管理栄養士が行う。
  • 栄養管理指導 患者の健康状態を把握し、適切な栄養がとれるように、食生活を管理・指導すること。
  • エアーバッド 褥瘡(床ずれ)ができた部位、できやすい部分に用いるパッド。身体の一ヶ所が長時間圧迫されることを防ぐため、電動式のエアポンプから空気を送り込み、ふくらんだり縮んだりする部分を順次移動させる仕組みになっている。
  • 音声標識ガイド装置 電波小型発信機の押ボタンスイッチを押すことにより、設備側に設置された装置からの音声で位置表示や行先案内を行うもの。
  • 音声障害 声の4要素(調子、音量、音色、持続)に生じる障害のこと
  • 音楽療法 音楽が持つ心理的な働きかけを利用して、身体的・精神的・社会的健康の回復・維持を図ること。
  • オスメイト 人口肛門・人口膀胱保有者。
  • 悪心 吐き気,嘔気。喉からみぞおちにかけての不快感、むかつき。
  • 屋内歩行レベル 杖歩行、伝い歩き、介助歩行による屋外への歩行はできるが、バランスやスピードなどが低下している状態。
  • オールド・オールド 75歳以上の後期高齢者。
  • オーラルディスキネジア 口舌不随運動。無意識の内に口や、顎、舌を繰り返し動かすこと。本人に自覚症状が無い場合も多い。
  • オーバーテーブル ベッド上で座って食事をしたり、読書をしたりする時に使うテーブル。
  • 凹背 胸を張った姿勢のこと。
  • 応能負担 サービス利用者の収入、所得能力に応じて負担割合や金額を定めること。
  • 嘔吐 内容物を口から吐くこと。胃疾患では胃粘膜の局所からの刺激で起こることもあるが、延髄にある嘔吐中枢からの反射で起こる場合も多い。
  • 黄疸 おうだん。皮膚や粘膜、排泄物が黄色くなる症状。ビリルビン色素が血中に混じることによって起こる。
  • 応益負担 利用者の支払い能力に関わらず、利用した分のサービスに見合った利用者負担を求めるもの。
  • オンブズマン 行政機関を外部から監視し、行政機関による国民の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を図る公職。
  • おむつ性失禁 排泄のコントロールができなくなり、おもらしをしてしまうこと。おむつを当てた状態が長い人に起こる。
  • おむつはずし 障害を持つ人のおむつを外して、自力で排泄することを目指した実践法。
  • 緩和ケア 患者の苦痛を取り除き、QOLを高めることを目的としたケアの方法。末期がん患者などに持ち入る。
  • 管理栄養士 栄養士法に定められる国家資格。個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導などを行うことを業とする者。
  • 患側 片マヒなどの障害がある方を指す。
  • 感染予防 病原体が体内に侵入して増殖するのを防ぐために、感染源となる血液、便、痰、汚染された食品や水、病気になった人、動物などとの接触を絶つこと。
  • 関節リウマチ 関節を構成する滑膜に炎症が起こる病気。手のこわばりが現われ、次第に関節の変形が進んでいく。
  • 関節可動域 関節を動かすことができる範囲のこと。
  • 看護要員 看護を行うために必要な人員。保健師、助産師、看護師、准看護師、看護業務補助者がこれにあたる。
  • 喚語困難 言いたいことははっきりしているのに、言葉がでてこない状態のこと。
  • 看護計画 患者の日常生活や問題点を把握し、一人ひとりに合った目標をたて、実際の介護の方法などを考えた計画のこと。
  • 看護 怪我人や病人の手当や回復などサポートすること。
  • 緩下剤 緩やかに効く下剤のこと。自然な便通につながげる。
  • 感覚失語 言語の了解面が侵される失語。言語は表出されるものの、高度になると意味のわからない音を羅列するようになる。
  • 寛解 病気の症状がある程度まで改善された状態をいいる。がんでは治癒ではなく「寛解」を使いる。また、統合失調症では病状が停止し消滅したように見える状態を指する。
  • 肝炎 肝臓に炎症が起こり、発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状が現れる疾患の総称。
  • 簡易浴槽 エアポンプでふくらませるビニール製や、折りたたみ式ポータブルタイプの浴槽のこと。
  • 簡易手すり 浴室やトイレなどに設置される動作を助ける手すりで。
  • 簡易型電動車いす 手動車いすのフレームをそのまま利用し、左右後輪をモーター組み込み型の車輪に交換して電動車いすとして使えるようにしたもののこと。
  • 眼圧 眼球の中の圧力。眼圧が上昇する病気が緑内障。
  • 加齢 年齢を重ねること。年をとることをいいる。加齢による変化は、心の変化と身体の変化がありる。心の変化には弱気になったり、逆に強気になったりすることがありる。身体の変化には、視覚聴覚などの低下など、さまざまな機能低下が見られるようになりる。
  • 家庭介護 家庭のなかで高齢者や障害者を介護すること。家族の負担が大きいので、ホームヘルパーの派遣などでサポートする必要がありる。
  • 喀血 気管支炎や咽頭炎、異物の吸引などが原因で気道が出血し、激しいせきとともに泡の混じった鮮紅色の血液を吐き出すこと。
  • 家政婦 個人または寄宿舎など一部の施設で家事全般の手伝い、あるいは在宅の虚弱や寝たきり、痴呆性高齢者、身体障害者、知的障害者などの世話をする者のこと。
  • 仮性認知症 軽い意識障害や、うつ病など、認知症のような症状がみられる状態のこと。認知症に間違われやすい症状。
  • 臥床 ベッドや布団などの寝具の上に横たわることをいいる。
  • 家事援助 身体介護以外の訪問介護における、掃除・洗濯・調理などの日常生活の援助を言いる。
  • 下肢 身体の部位の総称。股関節から足までを指する。
  • 解離性障害 記憶や意識、知覚など、通常は統合されている機能が分裂する病気。
  • 隔離 伝染病患者や精神障害者、高齢者などを他の人から引き離し、専用の施設に収容すること。
  • 喀痰 せきと一緒に出てくる痰のこと。 気管から肺の分泌物。吸引器を使って吸い取ることもできる。
  • 学習療法士 学習療法を専門に行う者のこと。
  • 学習療法 対象者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの回復を図る治療法。音読と計算を中心とする教材を用いた学習を行う。
  • 核家族 夫婦のみや、夫婦と未婚の子どもなどで構成される家族。
  • 下顎呼吸 吸気時に下顎を下げ開口する呼吸運動。死亡直前に見られることがある。
  • 開放病棟 入院患者などが自由に出入りできるように、行き来できる病棟。
  • 階段昇降機 階段の昇り降りが困難な人のための腰かけたまま昇り降りできる移動機器。 壁に設置したレールにを利用して移動する。
  • 回想法 認知症高齢者の情緒的安定や、意欲の向上を目的とし、昔の事柄を写真や出版物を利用して回想する方法。
  • 疥癬 ダニの寄生でおこる皮膚疾患。からだの柔らかい(指の間・わきの下)部分に丘疹ができ、激しい痒みがおこる。
  • 介助ベルト 要介護者の腰に巻き介護者の作業負担を緩和するためのベルト。
  • 介助式車いす 後ろから介助者が押すなど、移動の操作を介助者が行なえる車いす。後輪が小さく小回りが効くのが特徴。
  • 介助犬 日常生活の介助をする犬。
  • 介助 介護を必要とする人に対し、具体的に助けること。
  • 介護老人保険施設 自宅での生活と自立に向け、医師の管理のもと機能訓練や介護を受けられる比較的症状が安定した要介護者のための施設。
  • 介護老人福祉施設 在宅で介護が難しい人が入所し、日常生活の世話や介護を受けられる施設。
  • 介護力強化病院 医療法上の特例許可老人病棟。介護職員の重点配置等の施設基準を満たしている病院をさす。
  • 介護療養型医療施設 急性疾患にかかった人がリハビリなどで長期の療養が必要なときに入所する施設。 医師の管理のもと機能訓練のほか、介護サービスや看護が受けられる。
  • 介護利用型軽費老人ホーム 食事や入浴を手伝ってもらいながら自立した生活を続けることができるよう、構造・設備を工夫された軽費老人ホームのひとつ。
  • 介護予防マネジメント事業 要介護者及び要支援者以外の被保険者を対象として介護予防サービスのマネジメントを行いる。
  • 介護予防訪問リハビリテーション 居宅要支援者に、介護予防を目的としてその者の家で厚生労働省令で定める期間にわたり行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションのこと。
  • 介護予防訪問看護 主治医が治療を必要と判断した利用者の自宅において、介護予防を目的として、医師や看護師が療養上の世話や必要な診療を行いる。
  • 介護予防認知症対応型通所介護 デイサービス施設で、認知症高齢者が介護予防を目的として、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の支援及び機能訓練を行う。
  • 介護予防認知症対応型共同生活介護 グループホームなどの共同生活施設で、認知症高齢者が介護予防を目的とし、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の支援及び機能訓練を行う。
  • 介護予防特定施設入居者生活介護 特定施設(有料老人ホーム等)に入居している利用者に、介護予防を目的として、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の支援や機能訓練及、療養上の世話を行う。
  • 介護予防短期入所療養介護 介護老人保健施設や介護療養型医療施設に短期間宿泊する利用者に、介護予防を目的として看護・医学的管理の下における介護及び機能訓練、必要な医療、日常生活上の支援を行いる。
  • 介護予防短期入所生活介護 老人短期入所施設にて、介護予防を目的として入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の支援及び機能訓練を行う。
  • 介護予防小規模多機能型居宅介護 利用者のニーズに合わせたサービスを行う拠点。デイサービス中心。デイサービスの時間を延長したり、家庭を訪問してホームヘルプサービスを行ったりショートステイも行う。
  • 介護予防住宅改修費 居宅要支援被保険者が住宅に定められた種類の住宅改修を行い、 市町村に認定された際に支給される予防給付。実際に改修に要した費用の額の9割給付されるとしている。
  • 介護予防支援 地域包括支援センターの職員のうち厚生労働省令で定める者。居宅要支援者が介護予防サービス等の適切な利用ができるよう介護予防サービス計画や事業者等と連絡調整等を行う。
  • 介護予防サービス 介護保険制度で要支援と要介護度の低い人たちを対象に、要介護度が上がるのを防ぎ、生活機能を向上させるサービス。
  • 介護予防ケアプラン 介護予防のための計画。
  • 介護予防運動指導員 高齢者の身体機能向上のためのトレーニングなどを指導する専門家。民間資格。
  • 介護予防 高齢者ができる限り自立した生活ができるよう、状態を改善できるようにすること。
  • 介護問題ホットライン 高齢者福祉全般に関する市民の声を聞くことを目的とした電話相談。
  • 介護マンパワー ホームヘルパー等の要介護者に対し専門的知識と技術をもって相談指導を行ったり、食事・排泄・入浴等の介護サービスを行う人々。
  • 介護マンション 軽度の介護に対応したマンション。バリアフリー構造やヘルパーステーションを併設している。
  • 介護保険料 介護被保険者が毎月納める保険料。
  • 介護保険法第71条に規定するみなし指定 介護保険法以外の他の法律や規定により、介護保険サービスを提供出来る指定制度。健康保険法、特定承認保険医療機関の承認を受けている病院。クリニックによる訪問看護など。
  • 介護保険法 平成9年12月17日に公布、平成12年4月1日より施行。介護保険制度について定めた法律。介護保険料の徴収や給付条件・給付サービスなどの詳細を定める。
  • 介護保険被保険者証 介護保険被保険者であることを証明する証明書。
  • 介護保険被保険者 介護保険制度の財源となる保険料を毎月納める、40歳以上の国民。
  • 介護保険単価 介護保険で提供される各種サービス単価。時間、日単位。
  • 介護保険制度 介護が必要な高齢者が安心して暮らすために、公的な介護サービスを提供する社会保険制度。 2000年に法律が施行され、2006年に改正法が全面的に実施された。
  • 介護保険審査会 介護保険審査会は、被保険者を代表とする委員3名、市町村代表3名、の公益を代表する委員で構成され、介護保険に関する不服申立てを審査する第三者機関。各自治体ごとに設置され対応する。
  • 介護保険者 介護保険被保険者の住所を所轄する自治体。
  • 介護保険事務 →ケアクラークのこと
  • 介護保険施設 介護保険法に基づき自治体首長の指定を受けた施設。介護保険サービスで利用できる。
  • 介護保険事業計画 自治体が策定する 介護保険制度の基盤整備とサービス提供体制の充実を図るための計画。
  • 介護保険 主に平成12年4月1日から施行された日本の社会保険制度を指す。広義では「介護が必要な高齢者に、介護サービスを円滑に行なうために設けられている公的介護保険と民間介護保険」
  • 介護報酬 指定を受けた介護保険施設やサービス事業者がサービスの対価として受け取る報酬。
  • 介護ベッド 介護に便利な機能が付いたベッド。寝返り支援ベッドや、自立支援ベッド介護支援ベッドを指す。
  • 介護扶助 生活保護を受けている低所得者が、介護保険を適用される時に介護保険から支給されるサービス給付。
  • 介護福祉士 社会福祉士及び介護福祉士法により定められた介護・福祉分野の国家資格。食事の世話、入浴、排泄などの介護や指導・支援を行う専門職。専門の知識と技術をもって業務にあたる。
  • 介護認定調査員 介護保険の要介護認定を申請している被保険者宅を訪問し、一次判定に必要な調査票と特記事項の記入をする面接調査員のこと。
  • 介護認定審査会 各市町村毎に置かれた、要介護・要支援認定の審査、判定を行う機関。保険・医療・福祉の学識経験者で構成される。
  • 介護度 介護の必要性の7分類 。
  • 介護付老人ホーム 介護状態に合わせて介護保険サービスが付いている施設。介護付き老人ホームは、有料老人ホーム、軽費老人ホーム、適合高齢者専用賃貸住宅に分けられ、またそれぞれに外部サービス利用型、地域密着型がありる。
  • 介護タクシー ホームヘルパーなどの資格をもつ運転手がリフト付き車両などを運転し、介護者の乗降を介助する。 移動費用は実費が必要になりる。タクシー会社などの事業者は訪問介護事業者の指定を受ける必要がある。
  • 介護倒れ 介護者が介護労働で過労状態やノイローゼに陥ってしまい、体調を崩してしまうこと。
  • 介護食品 やわらかく、飲み込みやすく工夫された食品。噛む力や飲み込む力の弱った高齢者向け。
  • 介護職員初任者研修 ホームヘルパー2級に変わる資格として平成25年からスタートした介護職の資格。
  • 介護職員 介護サービス従事者全般。介護福祉士、社会福祉士、ホームヘルパー等の介護・福祉関連の資格所持者を指す。
  • 介護者家族の会 介護者のための集会のこと。社会福祉協議会などが後援している。
  • 介護車 車椅子のまま乗降できる自動車・車椅子。
  • 介護事務 →ケアクラークのこと
  • 介護支援相談 介護に関する専門的な知識や技術を持ち、介護サービスの内容などの相談を受ける事業のこと。 地域包括支援センターなどで受け付けている。
  • 介護支援専門員 →ケケアマネジャーのこと。
  • 介護支援サービス →ケアマネジメント
  • 介護サービス情報の公表 利用者が適切に介護サービスを選択することができるよう、すべての介護サービス事業者にサービス内容や運営状況等に関する情報の公開を義務づける制度。
  • 介護サービス事業者 訪問介護などの在宅サービス事業者、介護保険施設を運営する事業者のこと。事業者は都道府県などから指定を受ける必要がありる。
  • 介護サービス計画 介護サービスを利用する人に対して、それぞれに適切なサービス内容や頻度を決めていくこと。ケアプランともいう。
  • 介護サービス苦情処理委員会 学識経験者などで構成されている中立的な立場で苦情の対応を行っている組織。サービスを提供している介護サービス事業者に苦情を訴えても改善されない場合、事業者の調査・指導を行い、悪質な事業者に関しては、介護保険指定事業者の取り消しをすることもある。
  • 介護サービス 介護保険における要介護認定を受けた要支援、要介護者に提供される介護のサービスのこと。
  • 介護記録 介護者や医療関係者などが共有するための利用者の情報資料。
  • 介護給付費交付金 介護保険制度において、全国の医療保険者から集めた納付金を財源として、支払基金が各市町村の特別会計に対して支払う介護保険の対象となる給付に要する費用
  • 介護給付適正化推進運動 2003年度から介護給付費の抑制を目指厚生労働省がすすめる運動。不適切・不正な介護サービスを防止することを目的としている。
  • 介護給付 要介護度1から5と認定された被保険者に対して介護保険から支払われる給付。
  • 介護休暇制度 介護休業。介護休業制度。介護休業給付制度。自身の家族介護のために仕事を休める制度。一定期間、無給または有給で、休業しても復帰できる。
  • 介護機器 高齢者の方やハンディキャップのある方が、日常生活のさまざまな事柄を、可能な限り自分でできるように支援したり、介護をより快適に行えるようにサポートする機器や用具、用品のこと。
  • 介護栄養食事指導 医師の指示に基づき管理栄養士が具体的な献立にしたがって指導を行うこと。厚生労働大臣が定める特別食を必要とするものに対して、
  • 介護うつ 家族を介護するストレスが原因で起こる「うつ病」。
  • 介護一時金 介護保険給付では賄いきれないサービスを提供するための、人員過配置に相当する費用負担分にあてる。多くが公的介護保険の要介護度1以上、介護年金は要介護度2以上から支給される。
  • 介護移住 市区町村ごとに介護サービスの内容に格差があるため、より良い介護サービスを求めて転居すること。
  • 介護アテンドサ-ビス士 介護技術の向上や社会的地位の向上を目的に創設された労働省認定の公的資格。業務内容は、医療機関や福祉施設における介護が必要とされる人に対して入浴 ・ 排泄 ・ 食事等の介護、援助を行うもの。
  • 介護 介助と同じく、介護を必要とする人に対し、具体的に助ける一連のサービス。
  • 臥位 横になった状態のこと。横向きの「側臥位」、仰向けの「仰臥位」、うつぶせの「腹臥位」がありる。エネルギーの消耗が最も少ない姿勢ともいわれる。
  • 壊死 身体の細胞や組織の一部が死ぬこと。
  • 竃法 身体の一部を温めたり冷やしたりして、炎症を緩和したり痛みを除去する治療法。
  • カンファレンス ソーシャル-ワーカーや医師など援助に携わる者が集まって行う事例検討会。
  • カルシウム拮抗薬 狭心症や高血圧などの患者に用いる薬。血液を拡張し、心臓の収縮力を低下させ、血圧を下げる効果がある。
  • カテーテル 薬を体内に入れたり、血液や体液を外に出したりするときに用いる細い管。
  • かかりつけ医 ホームドクター。日常通院している医師。患者の症状をよく理解し、異変があれば早く気づけるなどのメリットがある。
  • カウンセリング 言語的および非言語的コミュニケーションを通じて、心理的な問題を抱えているクライアントの問題解決を図ること。
  • カウンセラー 個人のさまざまな問題を聴き、相談・助言を行う専門家。
  • ガイドヘルパー 移動介護従事者。全身性障害者や視覚障害者の移動介助が可能になる資格。知的障害者や重度の視覚障害者、重度脳性マヒの人が外出する際にサポートするヘルパー。
  • 基準該当(居宅)サービス 指定居宅サービスを提供する事業者の指定基準は満たしていないものの、これに相当する基準を満たす事業者によって提供される居宅サービスのこと。
  • 義肢装具士 医師の処方のもと義手や義足などの義肢装具を製作し、適合させる高度な専門技術を持った国家資格を持つもの。
  • 起座 仰向けで寝ている状態(仰臥位)から、上半身を起こして座ること。
  • 気管挿管 鼻や口からチューブを挿入し、呼吸困難の患者の気道を確保すること。
  • 気管切開 上部気道の閉塞を起こした際行われる気管の開口手術。
  • 気管支喘息 気道の炎症により、気管支が発作的に収縮して呼吸困難を起こす疾患。アレルギー型と非アレルギー型がによる。
  • 基幹型在宅介護支援センター 原則的には市町村に一箇所の設置される。地域型支援センターの総括、支援や介護予防・生活支援サービスの総合調整、介護サービス機関の指導支援を行う。
  • 機械浴 寝たきりや車椅子を使用する人が、必要とする構造を備えた入浴機械を利用する入浴。
  • 記憶障害 記憶機能が適切に働かなくなる状態のこと。高齢者に多い「記憶内容の障害」や、新しいことが憶えられない「記銘障害」がある。
  • 記憶減退 記憶が思い出せなくなること。記憶障害のひとつで、健忘も含まれる。
  • ギャッジベッド 背上げ、膝上げ、高さ調整などが可能なベッド。
  • きざみ食 疾病や加齢により、嚥下能力が低下した人に、食べやすいよう普通食や軟食をきざんで供する食事。
  • キーパーソン 物事の鍵を握る人。福祉援助において、その人への支援を中心となって行う人。主に、家族・保護者。
  • 緊急通報装置 病弱なひとり暮らし等高齢者が緊急事態に陥ったとき、ボタンを押すだけで東京消防庁又は民間の緊急支援センターに通報され、24時間の安否確認、緊急対応を確保する装置のこと。
  • 緊急通報システム 緊急時に救急車や警備会社へ通報するシステム。
  • 禁忌 病気や障害がある人が、してはいけないこと。ある病気で使用してはいけない薬は禁忌薬と呼びる。
  • 筋萎縮 筋肉を使わないでいたために廃用症候群などを起こし、筋肉がやせていくこと。筋萎縮性側索硬化症などの難病や脊髄・末梢神経の損傷によるものは除きる。
  • 起立性低血圧 臥位(寝た状態)から急に座位や立位になった時に、血圧が低下し、めまいや時には失神を生じる状態のこと。生活指導を含めた一般療法と薬物療法が基本となる。
  • 居宅療養管理指導 通院できない利用者の家庭を医師などが訪問し、健康管理や専門の指導を行なうサービス。
  • 居宅要支援被保険者 要介護認定を受けた被保険者のうち、居宅において介護を受ける者。
  • 居宅支援福祉用具購入費 浴槽や便座など、レンタルに向かない福祉用具を在宅の要支援者のために購入した場合、介護保険から助成される費用。
  • 居宅支援住宅改修費 手すりの取り付けなど、在宅の要支援者のために住宅の改修を行なった場合に、介護保険から助成される費用。
  • 居宅支援サービス費 指定居宅サービス事業者からサービスを受けた際に、在宅の要支援者に支給される費用のこと。利用者負担1割を除いた9割が支給される。
  • 居宅サービス事業者 訪問介護など、在宅サービスを行なう事業者のこと。
  • 居宅サービス計画 在宅介護を支援するために立案されるケアプラン。利用者の状態や希望を考慮し、居宅支援事業者に属する介護支援専門員(ケアマネジャー)が、専門家の立場から作成する。
  • 居宅サービス 訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所介護、通所リハビリテーション、短期通所生活保護、短期通所療養介護、居宅療養管理指導、特定施設入居者生活介護、福祉用具貸与、居宅介護支援など。介護保険の在宅サービスのひとつを指する。
  • 居宅介護福祉用具購入費 浴槽や便座など、レンタルに向かない福祉用具を購入した場合、介護保険から助成される費用のこと。
  • 居宅介護住宅改修費 手すりの取り付けなど、在宅で生活しやすいように住宅を改修した場合、介護保険から助成される費用のこと。
  • 居宅介護支援事業者 要介護者や要支援者の要介護認定申請の代行、居宅サービス計画の作成、サービス事業者との連絡や調整などを行う居宅での介護を支援する事業者。
  • 居宅介護支援事業 指定居宅介護支援事業者が、在宅の要介護者・要支援者、家族とサービス内容を相談のうえ、介護サービス計画(ケアプラン)を作成し、在宅サービス事業者との連絡調整などを行なうこと。
  • 居宅介護支援 介護保険サービスのひとつで、居宅の要介護者が、様々なサービスを適切に利用できるよう、支援すること。
  • 居宅介護サービス費 在宅の要支援、要介護者が指定居宅サービス事業者が提供する指定居宅サービスを受けた際支給される費用。
  • 居宅介護サービス計画費 要介護者が、居宅介護支援事業者から居宅介護支援を受けたときに支払われる保険給付。かかった費用の全額が給付されるので利用者の負担はありません。
  • 居宅介護 在宅者支援のこと。
  • 居住空間 日常の住環境。
  • 虚弱老人 生活支援や介護が必要な高齢者のこと。また、特別な障害はないが、意欲の低下などで生活支援が必要な高齢者のこと。
  • 虚弱高齢者 日常生活の一部に介助を要する高齢者。
  • 虚血性心疾患 虚血性心疾患には、主に心筋梗塞と狭心症がありる。冠動脈が硬化することによって心筋に血液が流れず、血液不足となって起こる疾患。
  • 虚血 病気や怪我などで、血管が遮断または閉塞し、組織に酸素や栄養物質が行き渡らなくなること。
  • 共有スペース 個人の居室面積と共有スペースの面積などの基準が定められている。
  • 共生 健常者と障害者、高齢者などが共に生きていくことを表している。
  • 仰臥位 仰向けの状態。
  • 給付管理業務 居宅介護支援事業者や地域包括支援センターが、サービス利用実績の確認や、給付管理票、介護給付費明細の作成・提出などを行う管理業務のこと。
  • 吸入器 ネブライザーともいいる。霧状にした薬品や水を直接鼻や口の中に噴霧し、気道に送り込むための医療器具。
  • 給食サービス 障害者や高齢者への食事サービスのこと。通所施設で行う場合と、宅配の場合がありる。
  • 救護施設 生活保護法に基づき定められた保護施設のこと。心身の障害で生活に支障がある人のために生活扶助を行いる。
  • 吸引器 自ら痰を吐き出すことが困難な人のために、分泌物や貯留物を吸引する装置のこと。
  • 虐待 他者に苦痛や危害を与える行為、あるいは状況。
  • 記銘障害 記憶障害のひとつで、新しいことを憶えられないことを指する。
  • 機能障害 日常生活や社会生活上に困難をもたらす、心身そのものの障害の状態。
  • 機能訓練 損なわれた身体機能を回復するために、リハビリテ-ションなどを行ってその機能が回復するようにする訓練のこと。
  • 機能回復訓練 損なわれた身体機能を回復するために行う訓練。
  • 機能・形態障害 脳卒中による麻痺など直接疾患から生じる障害の事である。
  • 気道確保 空気が鼻や口から肺まで楽に通るように、気道のふさがった状態を除くこと。
  • 基礎年金 国民年金制度に基づき定められた年金給付。老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金の3種類がある。
  • 基礎代謝量 人間が1日生活し、活動するために最低限必要なエネルギー量のこと。
  • 基準該当事業者 基準該当(居宅)サービスを行う事業者。
  • 車椅子 身体に障害を持ち、歩行による移動が困難な人のための補助具。手で車輪を動かす手動式のものと、手動式の車椅子を使用することができない者の為の電動式の車椅子がありる。身体障害者手帳を有するものは、補助具として車椅子または電動車椅子の交付を受けることができる。
  • 区分変更 要介護状態区分を変更すること。状態が大きく変化した場合、被保険者は市町村に要介護状態区分の変更の認定申請を行うことができる。
  • 苦情申し立て 利用したサービスの内容などについて苦情があるときは、市(区)町村などを通じて、都道府県団体連合会に申したてができる。
  • 苦情処理 サービスに対する不満等を受け付け、解決を図ること。法律ではその窓口として、事業者、介護支援専門員、市町村、国民健康保険団体連合会の4つと定められている。
  • クロヌース 筋肉が伸ばされると、反射的な収縮が繰り返され(小さく震え)起きること。
  • クロックポジション 時計の文字版になぞらえて視聴覚障害者に方向や位置を説明する方法。
  • グループホーム 認知症対応型共同生活介護。介護、援助を必要とする障害者が数人で居住する形態。日常生活の支援や機能訓練を受け、認知症(痴呆)症状の緩和をうながすことを目的としている。
  • グループダイナミックス グループを動態的に理解していこうとする集団論。小集団の関係やリーダーシップを観察することによって、メンバーの満足度やグループ目標の達成度などが分かる。
  • グランドホーム 有料老人ホーム。有料老人ホーム協会が設立20周年を期に全国から募集し決定した愛称。
  • クモ膜下出血 クモ膜下腔内出血により脳脊髄液に血液が混じる状態。激しい頭痛と嘔吐に突然見舞われ意識障害を起こす。脳卒中のひとつ。
  • クオリティオブライフ QOL 参照
  • 権利擁護 自己の権利を表明することが困難な寝たきりの高齢者や、認知症の高齢者、障がい者の権利擁護やニーズ表明を支援し代弁すること。
  • 健忘失語 失語症の一種。たとえば、目の前のモノの使い方などはわかっていても、名前が思い出せない症状のこと。失名詞失語ともいいる。
  • 健忘 記憶障害のひとつで、代表的なもの。「逆向健忘」と「前向健忘」がありる。「逆向健忘」は、健忘を発病した以前のことを忘れる症状。「前向健忘」は、発病以降の出来事を忘れたり、新しいことが覚えられない症状のこと。認知症では前向き健忘が目立ちる。
  • 現物給付 現金ではなく現物で社会保険の給付を行なうこと。居宅介護(支援)サービス計画費、施設介護サービス費、福祉用具などを現物給付する場合がありる。
  • 見当識障害 年月や時間、自分が今どこにいるかなど、基礎的な認識が出来ず障害されること。
  • 見当識 年月や時間、自分が今どこにいるかなど、基礎的な認識能力のことを指する。
  • 幻聴 幻覚の一種。自分の悪口が聞こえるなど、実際にはない音が本人だけに聞こえてくること。統合失調症の人に多く見られる。
  • 健側 片麻痺がある人の、麻痺がない側のこと。
  • 幻肢 既に無い手足があたかもあるように感じられること。まだあるように感じることを幻肢感と呼ぶ。
  • 言語聴覚士 厚生労働省の免許を受けた国家資格。言葉によるコミュニケーションがとりにくい人に、機能回復訓練や指導、助言を行なう専門職。
  • 言語障害 声を出したり発するための動きや、調整ができず、声が出にくい、声の大きさが不本意に変わる、声が震える、呂律が回りにくいなどの症状が現れる障害を指す。
  • 言語機能障害 失語症、構音障害、言語発達遅滞のこと。
  • 健康保険法 労働者及び被扶養者の健康保険制度について定めた日本の法律。政府管掌保険、組合掌握保険組合があり、前者は健康保険組合のない中小企業の事業所を中心とし、後者は一定の従業員を持つ事業所が厚生労働大臣の許可を受けて設立したもの。
  • 健康日本21 21世紀において日本に住む一人ひとりの健康を実現するための、国民健康づくり運動。
  • 健康手帳 老人保健法の医療等以外の保健事業の1つで、40歳以上の者を対象として、市町村が交付する。
  • 健康相談 一般健康相談と重点健康相談。心身の健康に関する個別の相談に応じ、必要な指導や助言を行うこと。該当する市町村の40歳以上の者及び必要があればその家族等を対象とし、行う。
  • 健康増進法 2003年5月1日に施行。生活習慣病の増加等に対応するため、健康診断の実施方法を統一したりする等、生涯を通じた健康管理のあり方等を規定した法律。
  • 健康寿命 日常生活に制限のない期間のこと。
  • 健康教育 老人保健法の医療等以外の保健事業の1つで、心身の健康についての自覚を高め、関連知識を啓発したり、普及するために行われる教育。
  • 健康型有料老人ホーム 有料老人ホーム設置運営標準指導指針において示された民間事業者が運営する施設。有料老人ホームの一つ。
  • 幻覚 実際には存在しないものが、あたかも存在するかのように感じること。幻視、幻識、幻臭、幻触、幻味などがありる。統合失調症、中毒性精神病、脳器質性精神病などを原因として起こるといわれている。
  • 血栓 血管の中で凝固した血液のことをいいる。脳の動脈に出来ると脳血栓となり、心臓の冠状動脈に出来ると心筋梗塞を引き起こる。
  • 血清アルブミン 肝臓で合成される、タンパク質の一種。血液中を流れている。栄養状態の指標といわれ、血清アルブミンが減少すると、むくみが生じる。
  • 結核 結核菌が引き起こす感染症。肺結核が多く、脊椎、リンパ節、腸、泌尿生殖器などにも病巣を作る。
  • 下血 肛門や、胃腸などからの出血が便に混じること。黒色便は胃を経由して酸に反応している場合が多く、胃を経由していない場合は鮮血便となりる。
  • 傾眠 意識障害(意識混濁)のひとつ。浅い催眠状態で、大声で呼ぶと目覚めるが、しばらくすると眠ってしまう状態。
  • 軽費老人ホーム 家庭環境、住宅事情などにより自宅で生活することが困難な高齢者のための、低料金で入所できる施設。A型は、食事のサービス。B型は、自炊など日常生活は自分で行う。
  • 軽度生活支援事業 在宅のひとり暮らし高齢者等の自立した生活の継続を可能にするとともに、要介護状態への進行を防止するため軽易な日常生活の援助を行う。
  • 傾聴 個別援助活動等の面接において、サービス利用者に事由に話をさせ、援助者はその話をじっくり聴くという面接の姿勢。
  • 経口摂取 口を通して栄養物などを体内に取り入れること。
  • 経管栄養 消化管に直接チューブを入れ流動食や栄養剤を流し込む方法。
  • 鶏目 うおの目。皮膚の角質層の異常。
  • ケリーパッド 寝たきり高齢者の洗髪に用いられるゴム製の用具。頭をパッド内に入れて洗髪し、汚水を一定方向に流す。洗髪パッドとも呼ばれる。
  • ケースワーク サービス利用者の要望を聞いて状態を把握し、周りの環境の調整や相談援助など、適切な福祉サービスを提供する援助技術。
  • ケースワーカー 福祉施設や福祉事務所で相談業務に従事する人の総称。
  • ケース・スタディ ある具体的な事実を取り上げて研究することで、一般的な原理・体系を探る方法。
  • ケア付高齢者マンション 高齢者を対象にした、住居とケアサービスを提供する集合住宅。
  • ケア付き住宅 主に高齢者を対象とした、住宅とケアサービスを提供する住宅。
  • ケアワーカー 高齢者などに食事・入浴・排泄などの日常生活の介護を行なう専門職。
  • ケアマネージャー 介護支援専門員。介護が必要な人のために、介護サービス計画(ケアプラン)を作成したり、介護に関する相談、市区町村との連絡調整、保険の給付管理などを行ないる。
  • ケアマネージメント 保健、医療、福祉に関する多様なサービスが、対象者の状態や希望に合わせて効率的に提供されるようにすることで、対象者の社会生活上でのニーズを充足させるため、適切な社会資源と結び付ける手続きの総体。
  • ケアプラン 介護保険において、利用者の現状から導き出された課題や希望に合わせて作成されるサービスについての計画。
  • ケアハウス 介護利用型軽費老人ホーム。食事や入浴を手伝ってもらいながら、自立した日常生活を送れるよう、構造、設備が工夫された軽費老人ホームのひとつ。
  • ケアサービス 訪問介護、デイサービス、ショートステイ、デイケア、施設サービス総称。
  • ケアクラーク 介護報酬の請求業務やケアマネージャの補佐などを担い、おもに介護保険事務処理を行う。
  • ケアカンファレンス サービス担当者会議。ケアプランを作成するために、専門家や援助に携わる者が集まり検討する。
  • ケア 他者や本人の自立を助けること、または支えることをその本質とする。
  • 昏睡体位 呼吸しやすく、舌根沈下を防ぎ、窒息の心配がない体位。右側を下にした体位の方が、胃が下になり嘔吐しにくくなる。
  • 昏睡 意識障害のうち、最も高度なもの。完全に意識がなくなり、刺激にまったく反応しない状態を指する。
  • 個別援助技術 ソーシャル・ケース・ワーク。援助者は、利用者の持つ様々な問題に対して利用者との信頼関係・援助関係を持って、社会資源の導入を行いながら、問題解決をめざす社会福祉の援助技術である。
  • 個別援助活動 個別援助技術を持って援助を必要とされる個人・家族に対して行われる社会福祉固有の援助活動。
  • 骨密度検査 レントゲンや超音波で、手やかかとの骨などの骨密度を測定すること。
  • 骨粗鬆症 骨量の減少により、骨微細構造の破綻をきたし骨強度が低下する全身疾患。骨がもろくなり、骨折しやすくなる。
  • 個人情報保護法 個人の情報の流出や転用を防ぐ為に、事業者にデータ管理を徹底させる法律。2003年公布、2005年施行。
  • 国民健康保険団体連合会 国民健康保険の診療報酬の審査支払い業務や、介護保険の介護報酬の審査支払い業務など行う団体。国保連と略される。
  • 国際標準化機構 1946年にロンドンで組織された、「製品サービス」などの世界的な規格統一を目的と標準化を推進している団体のことで、ISOの略称。
  • 呼吸機能障害 呼吸器の機能低下により、十分な酸素を臓器に送れなくなった状態。
  • 誤嚥性肺炎 嚥下機能の低下で、食べ物や異物を咽頭や気管内に飲み込んでしまうことによりおこる肺炎。
  • 誤嚥 嚥下機能の低下で、食べ物や異物を咽頭や気管内に飲み込んでしまうこと。
  • 高齢世帯生活援助員 被災高齢者等への見守りの充実を図るために設置されたもので、、高齢者等への支援に重点をおき、生活に関する相談への対応や一時的な家事援助等を行いる。
  • 高齢者向け優良賃貸住宅 高齢者専用賃貸住宅のうち、バリアフリー化など高齢者にとって良好な居住環境を備えているとして都道府県知事の認定を受けたもの。
  • 高齢者向け賃貸住宅 「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に基づき、国が事業者(都市機構)に対して整備費補助および家賃負担の軽減のため、補助を行う制度を取り入れた賃貸住宅。高齢者が安心して住めるよう、一定以下の所得の者に対して家賃負担を軽くする措置がとられたり、万一の場合(事故、急病、負傷)、提携民間事業者に通報する緊急時対応サービスを利用することもできる。
  • 高齢者向け住宅 高齢者向けに建設・運営されている住居施設のうち、有料老人ホーム、高齢者円滑入居賃貸住宅、高齢者向け優良賃貸住宅、高齢者専用賃貸住宅、シニア住宅のいずれにも該当しないマンションや施設などの総称。
  • 高齢者保険福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン) 21世紀の高齢化社会を国民が健康で生きがいをもち安心して生涯を過ごせる社会としていくため、日本の高齢者保健福祉の基本方策について数値目標を含め提起したもので、1989年(平成元年)12月に厚生・大蔵・自治3大臣の下で策定された高齢者保健福祉10ヶ年戦略。
  • 高齢者福祉施設 デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、老人福祉センター及び老人介護支援センターのこと。
  • 高齢者福祉計画 老人福祉法に基づき策定されるもの。 高齢者福祉事業全般に関わる内容となっており、主にサービス供給体制の確保などが定められている。
  • 高齢者の居住の安定確保に関する法律 高齢者の居住の安定確保を図り、その福祉の増進に寄与することを目的とする法律。2001年8月5日に施行。高齢者居住法。
  • 高齢者総合人材センター 高齢者や家族が抱える健康、就労、年金、介護等に関する困り事、心配事を解決するため各種情報を収集、整理し、電話相談、面接相談、情報提供等を行いる。各都道府県に1か所設置されており、プッシュホンで「#8080」を押せば日本全国どこからでも無料で地域のセンターにつながるようになっている
  • 高齢者専用賃貸住宅 高齢者の入居を拒まない高齢者円滑入居賃貸住宅のうち、高齢者を賃借人とする賃貸住宅を指す。
  • 高齢者世帯 65歳以上の者のみで構成するか、又はこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯。
  • 高齢者生活福祉センター ディサービスセンターに居住部門を併せて整備した介護支援機能、居住機能、交流機能を総合的に提供する小規模多機能施設。利用定員は概ね10~20名限度。原則個室で1居室の面積は18㎡以上とされている。
  • 高齢者コミュニケーター 高齢者との話し方や聞き取り方などコミュニケーションをスムーズにとるための技術を学んだ人が取得できる資格。
  • 高齢者虐待 高齢者に対して行なわれる虐待行為。  主に、殴る、叩くなどの身体的虐待、裸にさせるなどの性的虐待、暴言や恫喝など言葉による心理的虐待、年金や生活資金の搾取などによる経済的虐待、介護放棄などによるネグレクトの5種類に分類される。
  • 高齢者円滑入居賃貸住宅 高齢者を理由に入居を拒まないことを条件とした賃貸住宅。
  • 高齢者 一般的に65歳以上の者。社会の中で他の成員に比して年齢が高い一群の成員のこと。
  • 高齢者総合相談センター 高齢者及びその家族が抱える心配事、悩み事を解決するために各種情報を収集・整理し、電話相談、面接相談に応じる他、福祉機器の展示なども行っている。シルバー110番とも言われる。各都道府県に1ヶ所設置されており、「#8080(ハレバレ)」を押せばセンターにつながりる。
  • 高齢化社会 総人口に占める65歳以上の割合が高くなっている社会。老年人口比率が14%を超えた社会。
  • 高齢化 総人口に占める65歳以上の割合が7%を超えた状態。
  • 更年期障害 性腺ホルモンの分泌機能が低下して起こる障害のこと。「身体がだるい」「やる気が起きない」などの症状のほか、のぼせ、ほてり、不眠、精力減退などの症状が見られる。
  • 行動療法 精神医学療法の一つで、患者の現在の行動に着目し、考え方の癖、価値観などの「認知」のゆがみを修正することで行動をも修正する療法のこと。
  • 行動異常 社会のルールに反した行動。認知症の高齢者では、妄想・幻覚・徘徊・暴力・不潔行為などが見られる。
  • 公的扶助 保険料等の負担を必要とせず、国または地方公共団体がすべて公費により行う公的救済のこと
  • 更正相談所 身体障害者福祉法、知的障害者福祉法に基いて、都道府県が設置する障害者の専門相談・判定機関。
  • 向精神薬 精神機能や行動に作用する薬物の総称。中枢神経系に作用して効果を発揮する。
  • 更生医療 自立支援医療のこと。
  • 更新認定 要介護認定有効期間、要支援認定有効期間の満了に伴い、引き続きその状態の継続が認められる場合に、申請によって行われる認定。有効期間満了の日の60日前から満了の日までの間に申請を行う必要がある。
  • 拘縮 寝たきりなど原因でおこる関節可動域制限。
  • 後縦靱帯骨化症 脊椎の背側の靱帯が骨化し、神経の束が通っている脊柱管(脊髄が入っている管)が狭くなって、脊髄や神経を圧迫してしまう病気。
  • 高脂血症 総コレステロール値が220mg/dl以上、中性脂肪が150mg/dl以上、HDLコレステロールが40mg/dl未満となっている人。
  • 高次脳機能障害 脳の障害や後遺症として起こる認知や行為の障害。失語・失行・記憶障害など。
  • 交互式歩行器 持ち上げることなく左右の支柱を交互に動かして前に進む歩行器。
  • 膠原病 内臓を含む全身に症状の出る自己免疫疾患の総称。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症などがある。
  • 後見人 適正な財産管理や法律行為を行使できない者に対して、財産管理や監護をする人。
  • 高血圧症 正常な血圧値を超える人を指す。生活習慣病。脳卒中や心臓病を合併症として併発する。
  • 口腔ケア 歯や歯茎など、口の中を清潔に保つための手入れ。嚥下障害がある場合は、誤嚥性肺炎を予防し、QOLを向上させる効果がある。
  • 口腔 口のこと。消化器と呼吸器の入口。嚥下や咀しゃく、声を発するという役割を持っている。
  • 後期高齢者医療制度 高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、高齢者の疾病、負傷または死亡に関して必要な給付を行う制度。
  • 後期高齢者 75歳以上の高齢者。
  • 高カロリー輸液 中心静脈に直接、点滴で注入して栄養素と水分を補給するための薬剤。ブドウ糖、ビタミン、アミノ酸などが主な成分。手術の後などで口から栄養が摂取できない場合や、経管栄養が困難な場合に用いられる。
  • 口渇 口の渇き。口腔粘膜や皮膚の乾燥。
  • 高額療養費支給制度 病気や怪我で医師にかかり、病院の窓口で支払った医療費の自己負担額が1か月ごとで世帯単位で定められた一定の限度額を超えた時に、超えた分を払い戻すという制度。
  • 高額居宅支援サービス費 居宅要支援被保険者が保険給付を受け、支払った自己負担額が一定額を超えた場合に支給される予防給付。
  • 高額介護サービス費 介護保険のサービスの自己負担金が一定の額を越えると支給される介護給付。
  • 高額医療費 老人医療制度において、同一の世帯に属する老人医療受給対象者が同一の月に保険医療機関等に支払った一部負担金の額が一定の金額を超える場合に、その超える額が支給される制度。
  • 構音障害 言葉を話すことは出来るが、発音が正しく出来ず相手に意図が伝わらない症状。
  • 広域連合 広域的な要望に応えるために、複数の地方公共団体が共同で事務処理を行なう特別地方公共団体。 介護保険においては、隣接する市区町村が財政面で基盤を確立し、サービス面を充実させるため、ひとつの保険者となる場合がありる。
  • 更衣 衣類や靴を替えること。
  • 降圧剤 高血圧症の方が用いる、血圧を下げる薬剤。
  • 行政不服審査請求 行政庁の処分や公権力の行使にあたる行為について不服のある者が、行政機関に対し不服を申立てその違法・不当を審査させて、そのような行為の排除や是正を求めること。
  • 行政型福祉オンブズマン 行政により行われる、福祉サービスに関して第三者的にサービスを監視する役割を持つ人。
  • コンチネンス 排泄のコントロールがついた状態。失禁を克服した状態など。
  • コレクティブハウジング 援護や介護を必要とする高齢者が一緒に生活をする住宅や、シニア世代が高齢期に備えてともに暮らす住宅、家族などに限らず同じような状況や考え方をもつ個人同士で個々の入居者の自由と自立を尊重しつつ一緒に住む。
  • コミュニティワーク 地域社会において地域住民の福祉ニーズの把握、福祉サービスの開発や連絡・調整などを行う援助技術
  • コミュニティケア ホームケアやグループケアなど人問的関係での援助を効果的に展開するための諸制度や環境(人問・杜会・自然)などの社会資源の整備・調整のこと。社会福祉援助技術の1つ。
  • コミュニティーワーカー 福祉倫理に基づく人格のもとに、社会福祉に関する専門的知識を有し、地域援助技術等を活用して、地域援助に当たる専門職者。
  • コミュニケーションエイド 言語障害者や聴覚障害者が意思を伝達できるように開発された福祉用具。
  • ゴールドプラン21 介護保険制度が始まる平成12年4月から5年間の高齢者の保健福祉施策の充実を図った計画。
  • コーディネーター 複数の関係者や組織の間に立って、課題を遂行する協力体制を組み立てる際に中心的な役割を果たす者。
  • 5年生存率 がんの治療開始から5年後生存している人の割合。
  • 残尿 排せつした直後に排せつできずに膀胱内に残った尿を残尿と呼び、残尿は排尿困難を示す重要な指標になる
  • 暫定ケアプラン 要介護認定結果が通知されるまでの間、介護サービスを受けられるために作成された一時的なケアプラン。
  • 三大生活習慣病 昔は成人病と呼ばれていた病気。日本人の死因の役割を占める3つの病気のことで、がん、脳血管疾患、心疾患を指する。
  • 三大介助 入浴、排泄、食事介助のこと。
  • 残存能力 障害者等が発揮できる可能性のある、残っている機能能力のこと。
  • 残存機能 老化や障害があっても、本人が出来る可能な機能の事。
  • 酸素療法 酸素吸入治療法のこと。呼吸器や循環器の病気で、動脈血中に十分に酸素供給がされず、酸素濃度が低下した患者に行われる。
  • 座浴 座位入浴。入浴台などを利用して、座った状態で入る入浴方法。
  • 座面昇降式車いす 下肢不自由者が使用する車いすに、座面に昇降装置が付加されていて、使用者がレバーを握って昇降させ、レバーを離した時に座面の高さが固定される。これにより、車いすに一人で乗り降りすることや、床にあるものを拾い上げること、ベットやふとんへ移ることなど、高さの異なる物への乗り降りが楽にできるようになりる。
  • 差し込み便器 寝たままで排便をするための容器。
  • 作話 記憶障害に主に伴い、実際に経験しなかった事を色々話すこと。
  • 錯語 失語症でみられる言語障害の一つで、言おうとした語と異なる語を言ってしまう現象のこと。字性錯誤(意図する語のうちの一つまたは音綴りが変形するもの)、語性錯誤(語全体の置き換えが起こるもの)がありる。
  • 作業療法士 リハビリテーションを行う専門職の国家資格。
  • 作業療法 医師の指示に基づき、身体や精神に障害のある人に手芸や工作などの作業をさせることで、動作能力や社会への適応力を改善、回復、自立生活を促す治療法。
  • 作業動線 作業者や物の動きを、連続する線で表したもの。動線は短く単純な方が能率的が、その線が短すぎて他の行動を妨げる場合もあるので、日常生活では適度なゆとりも必要となりる。
  • 座位保持 寝たきり防止を目的に、座った姿勢を保つこと。 寝たままよりも視界や行動範囲が広がるメリットがありる。
  • 座位入浴 入浴台等を利用して座った状態から入る入浴方法。
  • 在宅ホスピス 病院でなく自宅で可能な限り生きていこうという末期癌患者などの意思を尊重し、在宅でホスピスと同様のケアをすること。
  • 在宅中心静脈栄養療法 栄養の経口摂取が困難な人などを対象に、生命維持に必要な栄養をカテーテルなどで静脈に送り摂取する方法。
  • 在宅成分栄養経管栄養療法 在宅で経口摂取が困難な方に対して、胃ろう、経鼻、経腸、食道ろうなどから経管を使って栄養を摂取する方法。
  • 在宅支援 自宅での生活がしやすいように、要介護者や家族を支援する取組みのこと。介護保険制度で、訪問介護、通所介護、短期入所生活介護、住宅改修費などの費用を支給する。
  • 在宅酸素療法 酸素濃縮装置や酸素ボンベを設置して、自宅で酸素吸入を行なう治療法。
  • 在宅酸素 常時酸素吸入が必要な慢性呼吸器不全患者に対し、医師の指示のもとで、定められた量の酸素を自宅で吸入する治療法。
  • 在宅三本柱 在宅福祉の中心事業であるホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイの三つの事をさす
  • 在宅サービス 自宅で生活する高齢者や身体障害者に対して、ホームヘルプ・訪問看護・訪問入浴などの在宅サービスの提供を中心とした総合的なケア。
  • 在宅看護 自宅で治療・療養を必要とする人を、心身ともにケアしながら支えていくこと。 家族での介護だけでなく、訪問医療や訪問看護を受けることが必要。
  • 在宅介護支援センター 介護を必要としている老人対策のために、必要な福祉サービスを調整し介護の相談や指導を行う機関のこと。
  • 在宅介護 障害や老化のために生活を自立して行うことができない人が、施設に頼らずに自分の生活の場である家庭において介護を受けること。
  • 在宅医療 慢性疾患患者や寝たきりの高齢者などが自宅療養している場合に提供される医療看護システム。
  • 座位移動レベル 床に座った姿勢で這う、または手と膝で這う動作のみで屋内の平面移動が可能な人の、移動能力のこと。
  • 座位 上半身をほぼ90度に起こした姿勢をいう。
  • サルモネラ 腸内細菌の一つで、食中毒などを引き起こす病原菌。
  • サテライト型特養 一定のスタッフをそろえることなど設置基準の厳しい特別養護老人ホームに対し、支店であるサテライト特養は母体の特養ホームと一体と見なされ、設置基準をクリアすることが出来る。デイサービスやショートステイなども提供できるため、利用者が住み慣れた土地でサービスを受けたり入所したりできる地域密着型の介護拠点になりる。
  • サテライト型障害者施設 中心施設とサテライト型(周囲を取り巻く)施設のことで、全てを合わせて一つの施設とみなされる。都市部に設置され、サテライトにはデイサービスセンターを併設することとされている。
  • サテライトケア 住みなれた地域で高齢者や障害者を支援するひとつの方法。
  • サイコドラマ 真理劇とも言われるが、一般の演劇のように筋書きはなく、患者は演者となって自らの心理的葛藤を自発的に演じることが要求される。劇には治療者も加わり、その演技から患者の悩みを分析し、指導する。
  • サービス利用表 居宅介護支援事業者が、毎月の居宅サービスの計画と実績を記入し、サービス利用の予定と実績の管理を行うもの。
  • サービス付高齢者向け住宅 介護・医療と連携し高齢者の安心を支えるサービスを提供する、バリアフリー構造の住宅
  • サービス提供票 介護支援専門員(ケアマネジャー)が作成し、毎月、サービス提供事業者に送付する書類。
  • サービス提供責任者 訪問介護事業所において、訪問介護計画の作成や変更、ヘルパーのスケジュール管理などを行う責任者。介護福祉士、訪問介護員1級修了者、2級修了者で3年以上の実務経験が必要。
  • サービス担当者会議 ケアプラン作成のための話し合いのこと。
  • サービス計画費 居宅介護サービス計画費、居宅支援サービス計画費の総称。
  • 3大介護 食事介助、入浴介助、排泄介助のこと。
  • 指定特定施設入居者介護 指定居宅サービス事業者により行われる介護。
  • 指定通所リハビリテーション 指定居宅サービス事業者が行なう日帰りの支援サービス。 要介護者が心身の機能の維持回復をはかるために、病院や介護老人保健施設などに通い、理学療法や作業療法などを受けることができる。
  • 指定地域密着型介護予防サービス事業者 自宅に住む認知症の高齢者に対して、認知症対応型の通所介護で症状を改善させたり病状の進行を遅らせる機能訓練を行いる。
  • 指定市町村事務受託法人 要介護認定の申請や認定調査などを含め、市町村が事務の一部を委託するために創設される。一定の要件を満たした法人を介護保険法に基づき都道府県が指定し、認定調査を委託した場合法人に所属するケアマネジャーが調査を行いる。
  • 支給限度基準額 介護保険において、居宅サービス・介護予防サービスなどを利用して保険給付を受けることができる限度額。
  • 指定居宅サービス事業者 在宅サービスを提供する事業者。サービスの種類ごとに人員や設備、運営に関する基準が設けられ、基準を満たすと都道府県知事の指定が受けられる。
  • 指定居宅介護支援事業者 介護保健制度において、指定居宅介護支援の人員・運営に関する基準を満たしているとして都道府県知事が指定する居宅介護支援事業者。
  • 指定介護老人福祉施設 特別養護老人ホームのこと。
  • 指定介護療養型医療施設 療養病床、老人性認知症疾患療養病棟を持つ病院、診療所、介護力強化病院のうち、介護保険施設として指定された施設。
  • 指定介護予防支援事業者 介護保険制度において、厚生労働省令で定める基準に従い、市町村の指定を受けて介護予防支援を提供する事業者をいう。
  • 指定介護予防サービス事業者 介護保険制度において、介護予防サービスの種類ごとに定められている指定に関する人員・設備・運営に関する基準および介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を満たしているとして、都道府県知事が指定する介護予防サービス事業者のこと。
  • 実務者研修 法律改正により整備され、「実務者研修」が創設された。平成27年度の介護福祉士国家試験の受験要件に、実務経験3年に加え、6ヶ月の実務者研修の受講(修了)が義務付けられた。
  • 失認 精神や末梢神経、感覚器に異常がないにも関わらず、物や音、重さ、形など周囲の状況を把握することが難しくなること。
  • 失語症 脳出血、脳梗塞などの脳血管障害などの脳の損傷によって、言語機能が障害を受けた状態。ブローカ失語、ウェルニッケ失語、健忘失語がありる。
  • 失行症 脳の損傷によって,運動遂行上の障害となるような麻痺や認知・言語の障害などがないにもかかわらず,熟達した動作を意図的にすることができなくなる症状。失行。
  • 失見当識 認知症の初期段階で見られる記憶障害のひとつである。場所や時間、他人の識別、自分の今の状況が認識できなくなりる。
  • 失禁パンツ 普通の下着と同じように使えるパンツ。少量の尿もれのある人に向いている。内側に尿を吸収しやすい素材を使ったパンツ。
  • 市町村保健センター 国民の健康づくりを推進するため、地域住民に密着した健康相談、健康教育、健康診断等の対人保健サービスを総合的に行い、国民自らが健康に対する自覚を深めるための拠点。
  • 市町村特別給付 要支援、要介護者に対し、介護保険で定められた保険給付以外の、市町村が独自に給付するもの。
  • 市町村審査会 障害者自立支援法の規定に基づき、障害過度区分の判定を中立・公正な立場で専門的な観点から行うために各市町村に置かれる機関。
  • 市町村介護保険事業計画 介護保険法に基づいて市町村が行う介護保険事業に係る保険給付の実施に関する計画。
  • 肢体不自由 身体の運動・動作が不自由な状態にあること。すなわち、神経、筋肉、骨、関節などの運動・動作に関係する器官が、様々な外傷や疾病によって障害を受け、長期にわたって日常生活や学校生活を自立して行うことが困難な状態にあること。
  • 事前評価 要支援、要介護者である介護サービス利用者の身体機能や状況を事前に把握、家族などとともに相談し評価し、ケアプランの作成や今後のケアに必要な介護などの課題を分析すること。
  • 施設単独型オンブズマン オンブズマンは、大学職員、弁護士、一般市民などで構成されており福祉サービスに関して第三者的にサービスを監視する役割持ち、家族や入所者の相談にのっている。
  • 施設サービス費 要介護認定で要介護1-5の認定を受けた要介護者が、介護保険施設でサービスを受けたときにかかった費用に対して行われる保険給付。
  • 施設サービス計画 施設サービス計画 介護保険施設に入所している要介護者ひとり一人に対し、ケアマネジャーが作成する、施設が提供するサービスの内容や種類、担当者などを定めたケアプランのこと。
  • 施設サービス 介護保険制度下のサービスの一つ。介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の3種類の施設で提供される。
  • 施設介護サービス費 要介護者が、介護保険施設で受けたサービスにかかった費用に対し行われる保険給付。
  • 施設介護サービス計画 介護保険施設に入所する要介護者に提供するサービス内容を事前に決めること。 ケアマネジャーが利用者個別に作成し、介護の内容や種類、担当者を決めていきる。
  • 施設介護 自宅で日常生活を営むことが困難となった場合に、施設に入所して介護を受けることをいいる。介護保険制度においては、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の3種類がありる。
  • 自助具 障害者や高齢者が生活を送るために出来るだけ自立出来る様考案された器具。
  • 自傷他害行為 自分や他人の身体を傷つけたり、器物破損・放火などの害を及ぼす行為のこと。
  • 自助、共助、公助 自助=自らの努力でおこなう、共助=地域等で助け合う、公助=行政が公的援助を提供 
  • 四肢麻痺 両手、両足麻痺。
  • 支持基底面積 身体を支える面積のことをいう。
  • 事後評価 エバリュエーション。介護サービス利用の終了時などに 介護者の問題が解決しているか、設定した目標が達成しているかなどを査定・評価すること。サービス提供者と利用者が話し合って検討する。
  • 自己実現 現代の社会福祉において、正当とされる価値の一つである。人々はただ受動的に社会福祉サービスを受給する消極的な立場を超えて、人間としてさまざまな場において、自己実現という価値を追求してもよいし、あるいは追求するべきだとされる。
  • 自己決定 個別援助の原則の一つであり、サービス利用者が自らの意思で自らの方向を選択することをいう。
  • 支給限度額 要介護認定(要支援の認定を含む)を受けた人が要介護状態区分ごとに、1か月あたりに利用できるサービス費用の限度額。
  • 支援相談員 利用者一人ひとりの状況に合わせて、相談、援助等を行い、アドバイスをする。
  • 支援費制度 2003(平成15)年4月より施行された障害者の福祉制度で、障害者の自己決定を尊重し、利用者本位のサービスの提供を基本として、事業者との対等な関係に基づき、障害者自らがサービスを選択し、契約によりサービスを利用する仕組み。
  • 身体拘束 病院や施設で、利用者の身体を緊急に守らなければならないときに、一時的にベッドに拘束すること。 介護保険事業者には、身体拘束禁止ケアの手引きがありる。
  • 心臓ペースメーカー 心臓に電気的刺激を周期的に送り、正常に鼓動することを助ける治療装置のこと。
  • 進行性ジストロフィー 手足の筋肉が萎縮し、筋力が低下して、立つことや歩くことが徐々に困難になる病気。遺伝性で5歳ごろから発症し、徐々に進行していきる。
  • 情動失禁 感情失禁ともいわれる。感情のコントロールがうまくいかず、わずかな感情的な刺激で、喜怒哀楽が激しくなる状態になりる。
  • 障害者自立支援法 身体・知的・精神障害者が福祉サービスを利用者する際、原則1割の費用負担を求める法律。障害者の自立支援を目的に定められている。
  • 主治医意見書 介護保険の要介護度の認定・要支援認定を判断する二次判定の際に、主治医が書く意見書のこと。市町村の提供する意見書を書いてくれる医師の一覧表などから選ぶ。
  • 人工肛門 疾病などで大便を排泄する機能が失われた場合、肛門の代替をするために作る人工の排泄口。ストーマ
  • シンポジウム 特定のテーマについて、まず壇上の数人が意見を出し合い、それについて聴衆者が質疑応答しながら結論へと導きだす討論会のこと。
  • シルバー人材センター 60歳以上の高年齢者が自立的に運営する公益法人で、健康で働く意欲のある高齢者が会員となり、それぞれの能力や希望に応じて臨時的・短期的な仕事を供給する。
  • シルバーマーク制度 シルバーマーク振興会が行う認定制度で、高齢者用のサービスや商品に福祉適合性の観点から品質基準を定め、その基準を満たすものにシルバーマークを表示する制度。
  • シルバーハウジング・プロジェクト 高齢者の生活特性に配慮した住宅や附帯施設の供給ならびに生活助成員(ライフサポートアドバイザー)により福祉サービスの提供を行う事業。
  • シルバーハウジング 公的住宅であって、手すり・段差の解消、緊急通報システム等、高齢者の生活特性に配慮した設備・仕様が施された住宅。
  • シルバーサービス振興会 超高齢社会に向けて、高齢者をはじめ国民全てが安心して暮らせる社会作りを民間の立場から支えるため、シルバーサービスの質の向上とその健全な発展を図ることを目的に昭和62年3月に設立された厚生労働省所管の公益法人。
  • シルバー110番 高齢者総合相談センターのこと。生活上の悩みから年金、医療、介護などについて電話相談に応じるサービス。各都道府県に1カ所ずつ設置。相談無料。電話番号は「♯8080(全国共通)」
  • ショートステイ 介護保険法における居宅介護のひとつ。
  • シャワー浴 浴室までの移動はできるが浴槽へ入るのは困難、体力の消耗を避けたい人が、一般的な入浴の代わりにシャワーを使った入浴法。
  • シャワーチェア 浴室で使用するイスで、通常の浴室用のイスに比べて高い位置で座れるため、立ち上がり時の膝への負担が軽減する。
  • ジェネリック医薬品 後発医薬品のこと。特許期間が切れた薬を、開発したメーカー以外が同じ成分・効果で製造した薬のこと。
  • 診療放射線技師 医師の指示に基づき、レントゲン撮影、CT(X線をあてて体の内部を映し画像化する機器)、MRI(磁気を使って体の内部を映し画像化する機器)、PET(放射能の含まれた薬を飲んで癌細胞を映し出す機器)などの最新の機械を使って診断に必要な撮影を行いる。撮影以外にも放射線を使ったがんの治療も担当する。
  • 身体介護 介護保険訪問介護のサービス区分のひとつで、排泄介助・衣類の着脱・入浴介助など。
  • 振戦 震えの動きの一種で、筋肉をつかさどる神経に問題があるとき出現する。体全体に起こることも、手の振戦など一部に起こることもありる。遺伝的要素やストレスなどが原因とも言われているが、正確なことはまだ解明されていません。
  • 寝食分離 介護する上で、寝る場所と食事をする場所とを分けること。
  • 新ゴールドプラン 全国の自治体でまとめられた老人保健福祉計画に基づいて1989(平元)年策定のゴールドプランを1995(平7)年に全国的に見直し、老人保健福祉の整備目標値を引き上げたもの。最終目標年度は1999(平11)年度でした。
  • 人員配置手厚い費 介護保険で定められている従業員人数基準以上に従業員を配置し、手厚い介護サービスを実現しているため、利用料に追加となる費用。
  • 心筋梗塞 虚血性心疾患のひとつ。冠動脈が完全に詰まったり、急激に細くなったりすることで、心臓の筋肉細胞が死んでしまい、機能が低下すること。
  • 事例検討会 事例検討会。ケースカンファレンス。介護サービスを提供している過程において、サービスに携わっている人が集まり、利用者の状態の変化や新しい課題や問題点などがないか、適切な介護サービスが提供されているかどうかについてなど、実際にあった事例を用いて検討する会議。必要であれば、ケアプランなどの再検討を行いる
  • 事例研究 社会福祉援助においては、サービス利用者の問題や性質が、援助過程でどのように対処されたかを観察・分析することで、援助者の着眼点や洞察力を深めていく目的のもの。
  • 自立度 高齢者の日常生活自立度…保険士、看護士、社会福祉士、介護福祉士等が客観的にかつ短期的に判定することを目的として作成された、介護の必要度の判断基準。
  • 自律神経 心臓、肺、消化器等、意思とは無関係に働く内臓や血管に分布して生命維持に必要な働きを調節する神経のこと。
  • 自立支援 要介護や要支援者が、自分で動き日常生活ができるように支援すること。
  • 自立 身辺のことを自分でできるだけでなく、どう生きるのかを自分で考え決めることができ、自分の意思で暮らしを設計できる状態。
  • 初老期認知症 老齢に達していない人がかかる認知(痴呆)症。
  • 初老期痴呆 50~60歳前後に発病、痴呆を来す疾患をすべて含み、基礎疾患を問わない症候群。平成3年の老人保健法の改正により新たに初老期痴呆患者も老人保健施設の利用対象者になった。アルツハイマー病・ピック病・脳血管性痴呆・クロイツフェルト・ヤコブ病 など 。
  • 初老期うつ病 初老期に発病する鬱病を指する。若年性のものに比べ精神運動の抑制が軽い一方、不安、焦燥、苦悶感が強く、貧困・罪業妄想をしばしば示する。自殺の危険性が大きく、病前性格は几帳面、まじめ、熱中性、責任感が強いのが特徴。退行期鬱病、更年期鬱病とも呼ばれている。
  • 食中毒 飲食を介して有害物が身体に入り、以上を起こすこと。病因については細菌が75%で最も高く、自然毒は23%、化学物質は2%となっている。食物の種類では約50%が魚介類で最も多く、野菜類、穀類がこれに次いでいる。
  • 褥瘡 床ずれ。身体の一部が長時間の圧迫を受けたために、皮膚組織の循環障害を起こし、発赤、腫脹、びらん、潰瘍の形成を経て、ついには壊死に至ること。
  • 食事の標準負担額 要介護者が、介護保険施設で食事サービスを受けた場合に支払う、1日当たりの自己負担額。低所得者に対しては、標準負担減額制度がある。
  • 食事介護 障害により食事の摂取が難しい人に対する介護。
  • 職業的リハビリテーション 障害者がその障害の特性にあった職業に就き、定着できるようにすることを目指すリハビリテーションの過程。職業相談、指導、能力評価、職域の開発、訓練、職業紹介、就職後のフォローなどを行いる。
  • 小規模多機能型居宅介護 「通い」を中心にして利用者の希望に応じて随時「訪問」や「泊まり」を組み合わせ、サービスを提供することで中重度となっても在宅での生活ができるように支援していきる。 日常生活の世話や機能訓練などの介護サービスが提供される。 地域密着型サービスの1つ。
  • 小規模多機能 自宅に訪問してくれるサービスと、数日間の施設宿泊を組み合わせて介護をお願いできる
  • 償還払い 介護保険利用者が費用の全額をサービス提供事業者にいったん支払い、後で申請を行い保険者である市区町村から、その費用の9割分の現金を払い戻すこと。
  • 障害福祉サービス 身体・精神・知的などに障がいのある人が日常的な生活を送る上で必要となる特別な支援のことを指する。
  • 障害者福祉 身体障害者、知的障害者、精神障害者を対象とする福祉施策とその実践。身体障害者福祉法、児童福祉法、知的障害者福祉法、精神保健法など多くの法律が関わっており、関連する行政施策も多くの省庁に関係している。
  • 障害者認定(基準) 障がいのある人が健常者と同様の生活を送るのに必要な支援を受ける際に必要となる判断基準。
  • 障害者基本法 身体障害、精神薄弱又は精神障害があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者の自立と社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動への参加を促進することを目的とする法律。
  • 障害基礎年金 国民年金法に基く年金給付の一つ。(1)初診日において被保険者または被保険者であった者(60歳以上65歳未満)であり、(2)障害認定日において1級または2級の障害の状態にあり、(3)保険料の滞納期間が3分の1未満なことを要件として支給される。また、初診日が20歳未満である障害については20歳になった日から支給される。被用者年金制度(厚生年金保険、各種共済年金)に加入している者については、障害基礎年金と併せて障害厚生年金または障害者共済年金が支給される。
  • 准看護師 都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師、または看護師の指示を受け療養上の世話または診療の補助を行う者。
  • 巡回入浴 寝たきりの高齢者の方や身体障害者の自宅に簡易浴槽を載せた入浴車を派遣し、入浴していただくサービス。
  • 巡回型訪問看護 訪問看護(ホームヘルプサービス)のサービス提供形態の一つ。1日数回、利用者の生活時間にあわせて訪問し、排泄介助、体位変換、移動介助等について30分未満の短時間で行うサービス。また、利用者の生活時間にあわせた訪問が必要なため、早朝、夜間はもとより、場合によっては深夜帯においてもサービス提供を行うため24時間対応のサービスとして事業が行われることも多い。
  • 守秘義務 業務上知りえたことを他者に提供する事を禁ずるもの。業務に離れた後でも情報提供は禁止される。
  • 手段的日常生活動作 日常生活動作(ADL)よりもやや高い基本的な能力を測るために使用される指標。電話や遠出、買い物、食事の支度、服薬、金銭管理などがある。
  • 受給資格証明書 要介護・要支援認定を受けていることを証明する書類。
  • 主訴 利用者本人がワーカーに対して行う具体的な訴え。
  • 主治医 ある患者の診療を中心になって責任を持って行う医師のこと。
  • 宿便 腸の中の残留物が排泄されずに、たまった便のこと。栄養分の吸収力を弱め、腸の機能を低下させる。
  • 羞明 光が眩しく、眼が痛い、涙が出るなどまぶしさを過剰に感じる状態
  • 住所地特例 一定期間施設等に入所するとその施設の住所地が入所者の住所となりるが、介護施設が大都市に密集していることから、保険給付の増大を防ぐために大都市に転入した入所者の住所地を特例として施設に入る以前の住所を保険者とする決まり。
  • 住宅資金 生活福祉資金貸付制度に基づく貸付資金の一種。低所得世帯、障害者世帯または高齢者世帯に対し、住宅の増・改築、拡張、補修・保全または公営住宅を譲り受けるのに必要な経費として貸付けられる資金。
  • 住宅型有料老人ホーム 食事サービスの付いた高齢者用の住宅施設。介護が必要になった場合、訪問介護といった外部の介護サービスを利用できる。
  • 住宅改修費支給限度基準額 住宅改修費が給付される上限額で、要介護度にかかわらず20万円(1割が自己負担額)。 ただし、転居した場合や要介護度が著しく重くなった場合は、改めて20万円まで支給申請可能。
  • 住宅改修 介護保険サービスのひとつで、手すりの取り付け・段差解消、床または通路面の材料変更、 扉の取り替え・便器の取り替えなどの工事について、介護保険から住宅改修費が支給される。
  • 住環境整備 手すりの設置や段差の解消などの住宅改修や、家具の導入や移動、福祉用具の導入など高齢者が自宅や地域社会の中でより安全に、より快適に生活するための環境整備。
  • 終末期 治療を行っても回復が期待できない状態になった時期の事。(ターミナルケア)
  • 煮沸消毒 水を沸騰させその中消毒・殺菌する方法。耐熱性のある器具などに限る。15分以上煮沸する。
  • 若年性認知症 18-65歳までに発症する認知症のこと。  高齢者に発症する認知症と同様に、脳血行障害やアルツハイマーなどが原因で発症する。
  • 社会リハビリテーション 「社会生活力」を高めることを目的としたプロセスであり、社会生活力とはさまざまな社会的状況の中で、自分のニーズを満たし、一人ひとりに可能な最も豊かな社会参加を実現する権利を行使する力を意味している。社会リハビリテーションを行う専門職はソーシャルワーカーである。
  • 社会保険労務士 行政機関などに提出する申請書、届出書、報告書などの作成や、手続きの代行などを行なう専門職。
  • 社会保険方式 社会保障の財政方式の一つで、保険料の拠出を条件として給付するシステムのこと。介護保険制度では、保険料の使途が介護費用に限定され、保険料負担と給付の関係が明確なこの方式がとられている。
  • 社会保険制度 病気、怪我、身体の障害、死亡、老齢、失業などが起きた時に、加入者やその家族に対して保険給付を行い、生活を保障する制度。「社会保険」と「労災保険」に分かれる。「社会保険」には医療保険(社会健康保険、国民健康保険、介護保険)と年金保険(厚生年金保険、国民年金)があり、「労災保険」には労働者災害補償保険と雇用保険がありる。
  • 社会福祉六法 「生活保護法」「児童福祉法」「身体障害者福祉法」「知的障害者福祉法」「老人福祉法」「母子および寡婦福祉法」の六つの法律のこと。
  • 社会福祉法人 社会福祉事業法第二条に定められている、社会福祉事業を行なうことを目的として設立された法人。
  • 社会福祉制度 生活困窮者や身体障害者、児童、高齢者など援助育成を必要とする人に対し、安定した社会生活を営むのに必要なサービスを提供する制度のこと。
  • 社会福祉協議会 民間の社会福祉活動を推進することを目的とした非営利の組織です。1951年に制定された社会福祉事業法(現在の「社会福祉法」)に基づき、それぞれの都道府県や市区町村に設置されている。
  • 社会福祉士 国家資格。福祉に関する相談・指導、その他の援助業務を行う専門職。医療機関や行政の地域包括支援センターなどでソーシャルワーカーとして従事できる。介護福祉士、精神保健福祉士と並び福祉の国家資格の一つ。
  • 社会的リハビリテーション 各人の障害に応じた日常生活の仕方や健康管理・社会生活に関する事等を学び実施する。又、各種社会資源(福祉サービスやボランティア等)の利用やレクリエーションの参加もこれに含まれる。
  • 社会的入院 すでに医学的には入院の必要性が低いにも関わらず入院をつづけている状態を指す。 患者やその家族の経済的、生活的な理由から施設入所ができず、介護の代替として行われていることが多い。
  • 社会生活技能訓練 社会生活でのコミュニケーション技能を訓練する治療。SSTとも呼ばれる。認知行動療法の一つ。精神障がい者の自身での対応力を高め自立をを支援するために用いられる。1994年より診療報酬に組み込まれた。
  • 社会資源 様々な問題を解決するための福祉サービスの総称。福祉ニーズを充足するために活用される施設・機関・法律・家族・親戚・ボランティア・要援護者の能力や資産等々の総称。
  • 市民福祉サポートセンター 各地で社会福祉や教育などの市民活動に取り組んできた個人やグループを中心に、「市民福祉」に関する情報を交換し、政策を提言していく新しい非営利組織をめざして発足した市民グループ(特定非営利活動法人)。
  • 視能訓練士 医師の指示のもと、眼の機能に障害のある人に矯正や訓練、検査を行う国家資格の専門職のこと。
  • 児童福祉法 身体障害者福祉法
  • 児童手当制度 日本国内に居住している者が、3歳未満の児童を監督保護し生計を維持している場合に支給される手当てを児童手当と言い、月額で第一子、第二子については5千円、第三子以降は一人につき1万円が支給される制度。なお、前年の所得が一定額以上ある者には支給されません。
  • 指定訪問入浴介護 入浴設備のある入浴車で要介護者などの自宅を訪問し、入浴介助を行ないる。指定居宅サービス事業者が提供する。
  • 指定訪問看護ステーション 病院や診療所以外で訪問看護を提供する事業所のこと。 都道府県知事の指定が必要。自宅での生活がよりよく送れるように支援したり、看護を行ないる。 指定訪問入浴介護(していほうもんにゅうよくかいご)
  • 指定訪問看護 主治医の指示のもと、病院・診療所や訪問看護ステーションの看護師などが、利用者の自宅を訪問して医学的なサポートを行なうこと。指定居宅サービス事業者がサービスを提供する。
  • 指定訪問介護 訪問介護員などが利用者の自宅を訪問し、日常生活を快適に送れるように世話をしたり手助けすること。指定居宅サービス事業者がサービスを提供する。
  • 指定特定施設入所者生活介護 都道府県知事の指定を受けた有料老人ホームや、軽費老人ホームなどで、可能な限り自立した生活が送れるように支援する介護保険サービスのこと。
  • 睡眠障害 不眠症や、いびき、歯ぎしり、頻尿、寝言のほか、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時遊行症などの種類がありる。睡眠の量やリズムに障害のある状態を指する。
  • スロープ 階段のような段差ではなく、なだらかな勾配があり、車いすで利用可能な通路のこと。バリアフリー対策のひとつとして、さまざまな施設や建物で広がっている。
  • スライディングボード 移乗を手助けする道具。ベッドとの間に置いて使いる。
  • ストレッチャー 対象者を寝たまま移送する車付きベッド。
  • ストーマ ストマ。人工肛門を参照。
  • スティグマ  汚名や烙印。
  • スクリーニング ケアマネジメントの過程で、要援護者あるいはその家族から、どういうことで困っているのか、家族状況、日常生活の自立度、障害がどこにあるのかなどを尋ね、その結果を3種類に分類(1つだけの単純な問題、複数の複雑な問題、緊急対応が必要な問題)すること。
  • すくみ足 パーキンソン病者にみられる歩行障害。はじめの一歩がなかなか出ない・歩行途中で歩けなくなること。
  • 全人間的復権 障害を持った人が身体的・精神的・社会的・職業的・経済的に能力を発揮し人間らしく生きる権利のことであり、それを目指して行われるのがリハビリテーションであるとされる。
  • 尖足 寝たきりや布団の重さで足首がピンと伸びきった状態。歩行時はつま先しか設置出来ない為歩行障害を生じる。
  • 洗身 浴室内でスポンジや手ぬぐい等に石鹸やボディーシャンプー等をつけて全身を洗うことで、洗髪以外。
  • 全介助 全面的に介助を行うこと。利用者の自立を考え、利用者自身の残存能力を生かしながら、介助の方法を工夫していくことが大切である。
  • 背抜き 電動ベッドの背を上げたあと、または背下げした後に抱きかかえるようにして背中をマットレスから浮かせ、体のずれをなくす介助。背上げ、背下げが終わったらすぐに行う。背抜きする理由は身体が感じている不快感を取り除くため。
  • 切迫性尿失禁 強い尿意が急に起こり、コントロールできずに尿がもれてしまう状態。
  • 舌苔 舌の上にみられる白色の垢の事。味覚が鈍くなったり、口臭の原因にもなる為舌ブラシを使用し口腔ケアを行う。
  • 舌下錠 舌下に挿入し口腔粘膜から薬物を吸収させる製剤。狭心症治療薬のニトログリセリンなどがある。
  • 政府管掌健康保険 国が保険者となって運営する健康保険。主として中小企業の従業員が加入する
  • 成年後見制度 認知症や障害によって判断や意思決定が困難な人を、後見人などが補い、法的に保護する制度。
  • 精神療法 専門的な訓練を受けた精神科医が、治療者と患者との精神的な相互作用によって心理的な不安、悩み、苦痛、葛藤、不適応など様々な症状や行動の改善、解消への治療法である。個人精神療法、集団精神療法がある。
  • 精神保健福祉センター 地域住民の精神保健や精神障害の福祉を行っている施設。利用者からの相談や指導などのほか、地域住民組織の育成、アルコール依存問題、思春期精神保健の対応も行っている。
  • 精神保健福祉士 精神科ソーシャルワーカーとして、精神障害者の社会復帰に関する相談援助を行う専門職の国家資格。
  • 精神障害 精神の異常や偏りの総称。生まれつきの知能や性格が問題となる知的障害・性格障害、心因や環境因から生じる神経症、身体疾患に基づく薬物中毒などがある。
  • 精神医学ソーシャルワーカー 福祉についての相談を受け、手助けする人の総称。福祉についての専門的知識や技術を持ち、社会福祉援助を行う。(PSW)
  • 生活保護法 知的障害者福祉法 
  • 生活相談員 利用者一人ひとりの状況に合わせて、相談、援助等を行い、アドバイスをする。
  • 生活障害 基本的な日常生活がうまくできなくなり、あいさつや会話など対人関係の技術が乏しくなること。疲れやすくなったり、集中力に欠けることもありる。
  • 生活支援員 地域福祉権利擁護事業に定められた、高齢者に代わって財産や権利を守るために、手続きを代行する専門家。
  • 生活関連活動 調理、掃除などの家事動作や買い物、交通機関の利用など、日常生活動作(ADL)よりも広い生活圏での活動を指す。(APDL)
  • 生活援助 介護保険訪問介護のサービス区分のひとつで、調理・掃除・洗濯・買物など。
  • 前期高齢者 全身清拭(ぜんしんせいしき)
  • 摂食機能障害 食べ物を口に入れてから飲み込むまでに、障害(神経筋障害)が生じることをいいる。脳卒中などの後遺症がある人や、舌やノド、食道付近に大きな手術をした人に現れる。
  • 脊柱管狭窄症 厚生労働省が認定した特定疾患の一つ。脊髄神経の通る管、脊柱管が狭くなり、神経を機械的に圧迫し痛みや痺れ、感覚麻痺などの神経症状が発生した状態を言いる。
  • 脊髄小脳変性症 厚生労働省が認定した特定疾患の一つで、運動失調を主要な症状とする、原因不明の神経変性難病の総称。
  • 整容 高齢者や介護が必要な方の洗髪、着替え、つめ切り、整髪など身だしなみを整えること。
  • 成年後見人 判断が十分にできない人の認知症、知的・精神障害者などの人の、財産上の法律行為を行なう代理人のこと。家庭裁判所で選任される。 法律で定められた者(本人、配偶者、4親等内の親族、市町村長、検察官など)の申し立てにより、適任と認められた人が成年後見人になれる。
  • 清拭 入浴ができない要介護者の身体を熱いタオル等で拭き、清潔に保つこと。
  • 生活歴 指定介護老人福祉施設への入所時に、利用者の生活状況を把握するために提出される資料のこと。サービス利用者の生活の歴史を示している。
  • 生活保護制度 経済的に生活を維持できなくなった人に対し、最低限の生活ができるように個々の状況に応じて支援する制度。憲法25条の精神に基づいている。
  • 生活不活発病 廃用症候群・日常生活での活動の低下に伴って起こる身体的、精神的な機能低下。
  • 生活指導員 認知症や知的障害者などの生活全般に関わる指導や金銭の管理事務、関係機関との連絡を行う専門職員のこと。福祉施設や援護施設に配置される。
  • 生化学検査 内臓疾患の有無や治療効果判定のために行う検査。血液や尿、細胞組織の一部を採取して化学的分析を行って判断する。
  • せん妄 意識障害のひとつ。意識がはっきりしない状態で動き回ったり、錯覚、幻覚、不安、恐怖など、異常な精神状態を指す。
  • セルフケアプラン 要介護者及び要支援者が各種の介護サービスを選択・調整し、自分で作成した居宅サービス計画をさしている。
  • セルフケア 自己管理のこと。医療機関や各種の介護サービス等といった他者からの援助よりも、自らが自立的に生命や健康生活を守ろうとする意志とその技法をもつこと。
  • セラピスト 各種の物理療法や心理療法を行う治療関係の専門職のことで、理学療法士、作業療法士、言語治療士、心理療法士などがある。
  • セミファーラー位 上半身を15~30度起こした状態。
  • 措置制度 行政がその職権で必要性を判断し、サービスの種類や提供機関を決定する制度。
  • 咀嚼 食物を噛み砕き、唾液と混ぜ塊にし飲み込みやすくする事。
  • 足浴 足を直接湯に浸して洗う部分浴。
  • 早老症 年齢のわりに早期に老化に似た病態を呈する症候群。白内障、白髪、脱毛、糖尿病、動脈硬化等の早老性変化が見られる。
  • 相談援助員 利用者一人ひとりの状況に合わせて、相談、援助等を行い、アドバイスをする。
  • 喪失感 老年期あるいは後遺障害受傷後に、これまでの生活環境や社会環境の変化により、当然あるものが失われていくと感じる感情。
  • 装具 体重の支持、失われた機能の補助、変形の予防と矯正などを目的として、身体に装着する器具の総称。補装具の一種。装着する部位によって、体幹装具、上肢装具、下肢装具、靴型装具などがある。
  • 措置入院 精神保険指定医2名以上の診断結果をもとに、精神障害のため自傷・他傷の恐れのある人を強制的に入院させることをいいる。都道府県知事の指示で医療および保護を目的に行われる。
  • 側臥位 横向きの体勢。あおむけに寝た状態は仰臥位(ぎょうがい)と言いる。
  • 相談援助 福祉事務所などの公的機関が、日常のあらゆる面で問題や悩みを抱える人の相談に応じること。 介護保険や社会保障のサービスの現場では、専門員が業務に携わっている。
  • ソーシャルワーカー 福祉施設や福祉事務所で相談業務に従事する人の総称。ケースワーカーとも呼ばれる。
  • 段差解消機 利用者が安全で負担なく、車椅子に乗ったまま数センチから2m程度の段差を昇り降りすることを可能とする福祉機器。据え置き型と可般型類がある。
  • 短期入所療養介護 介護保険法における居宅介護のひとつ。要支援、要介護者が介護老人保険施設、介護療養型医療施設、療養型病床群を有する医療機関に短期間入所し、必要な医療、機能訓練、日常生活上の世話などを受けるサービス。
  • 短期入所 老人短期入所施設、特別養護老人ホームなどの福祉施設に短期間入所し、在宅の寝たきり老人を世話する介護者に代わって一時的に保護するサービス。
  • 他動運動 間接可動域訓練の一つで、介護が必要な高齢者・障害者等身体の中で動かしていない部分を、他者が動かすこと。拘縮や麻痺があり、ふだん動かしていない関節を動かすことで、マッサージ効果による血行がよくなり、機能維持・機能低下の防止、廃用性症候群の予防等の効果が期待できる。
  • 宅老所 介護保険外の民間独自の福祉サービスを提供している小規模な老人施設のこと。運営母体は民間や市区町村などさまざま。
  • 第2号被保険者 介護保険制度の被保険者のうち、40歳以上、65歳未満の人を指す
  • 対人社会サービス 社会福祉制度を通じて、利用者に提供されるソーシャルサービスの中で、対人関係をもとに提供されるサービスのこと。具体的には相談援助活動とか介護援助がこれに当たりる。パーソナル・ ソーシャル・サービスの訳が、対人福祉サービスともいわれている。
  • 帯状疱疹 ヘルペスとも呼ばれる。神経に添って帯状に皮膚が赤くなり、水泡が出来る。強い痛みがある。
  • 体験入居 老人ホームなどへ、1日あるいは数日入居し、実際の生活を体験し、今後そのホームへ入所するか否かを決定する。
  • 帯下 おりもの。婦人性器からの分泌物
  • 体幹機能障害 肢体不自由は、大きく三分して(1)上肢障害、(2)下肢障害、(3)体幹機能障害とに分けられる。体幹とは胴体を指している。
  • 体位変換 寝たきり状態の同一体位の継続による苦痛や疲労を予防するため、自力で体位を変えられない状態にある人の体位を変えてあげること。
  • 第1号被保険者 介護保険制度の被保険者のうち、65歳以上の人を指す。
  • 段差解消 段になった場所に台を置くなどして差を小さくしたり、解消すること。
  • 端座位 足を下ろして椅子に座ったときの姿勢。
  • 脱水 体内の水分が欠乏した状態をいいる。特に高齢者は脱水症状になりやすく、こまめな水分補給が重要
  • 脱健着患 衣服の着脱介助を行なう際の原則として、上肢や下肢に麻痺や障害があって自由に動かせない時は、健側から脱がせ、患側から着せる。介護福祉士講座では脱健着患についてしっかり学びる。
  • 第三者評価機関 中立的な立場で評価をする機関。サービスを受ける人でも、提供するサービス事業者でもない者が評価にあたりる。
  • たん吸引 筋萎縮性側索硬化症、人口呼吸器を付けているなどの理由でたんを飲み込むことができない場合、人工的にたんを吸引する行為。
  • タッピング 手のひらをカップ状に丸め、背中を軽くトントンと叩くこと。気道に詰まった分泌物の排出を促する。
  • タール便 上部の消化器官(胃潰瘍・胃炎・十二指腸潰瘍)などで出血がおきた際に見られる黒色の便
  • ターミナル・ケア 主に痛みの緩和などを中心に行われる、終末期の医療、看護、介護。
  • 調整交付金 市町村問の財政力の格差を調整するために国が交付するもの。
  • 超高齢社会 65歳以上の高齢者の占める割合が全人口の21%を超えた社会。
  • 中心静脈栄養 食物を口から摂取できない人が、鎖骨下部、頚部、大腿部の太い静脈からカテーテルを大静脈まで挿入し、濃度の高いブドウ糖液の投与で必要な栄養を補給すること。
  • 中心暗転 視野中心部が見えなくなってしまう状態のこと。見ようとする部分は見えないが、その周辺は見える。
  • 着患脱健 片麻痺などので手足に障害がある方における衣服の着脱方法。着衣は患側、脱衣は健側からという意味。
  • 知的障害 知能が未発達の状態で、環境の変化や学習・社会生活へ適応する能力に障害があること。先天性または発達早期の脳障害によって知能障害となる精神遅滞と、正常な脳の器質障害や持続的な知能低下による痴呆に区分される。
  • 地域密着型予防サービス 住み慣れた地域で要支援者の生活を支えることを目的として、平成17年の介護保険法の改正により新たに設けられたサービス。
  • 地域密着型サービス 在宅でも施設でもない第3類型。施設サービスのように医療施設ごとの整備数設置ではなく、市町村という生活圏にサービス拠点を整備する。
  • 地域包括支援センター 介護で困った事や問い合わせの窓口となる事業所。
  • 地域福祉計画 住民の福祉の向上のため、行政や社協、住民が必要な施策や事業・活動を総合的に進める計画のこと。コミュニティプランニングとも言いる。
  • 地域型支援センター 老人福祉法では老人介護支援センターとして規定される、地域高齢者の実態把握、サービス基本台帳の整備、介護予防サービスの利用支援、在宅介護の方法などの指導、助言、相談を行うところ。
  • 地域緊急通報システム ひとり暮らしの高齢者等の世帯に設置された緊急通報装置と結ぶ受信センターを在宅介護支援センター等に整備し、急病等の緊急時に迅速な対応を行うとともに、協力員等との連携のもとに安否確認等の福祉的対応を行い、孤独感、不安感の解消を図るシステム。
  • 長座位 上体を起こして足を投げ出した座り方。
  • 痴呆症 認知症とよばれる前の呼称。
  • 地域密着型介護予防サービス 地元で利用できるように設置された介護予防のためのサービス。 1:介護予防認知症対応型共同介護 2:介護予防小規模多機能型居宅介護 3:介護予防認知症対応型通所介護以上の3種類がありる。 2006年4月の介護保険法の一部改正から施行。
  • 地域密着型介護サービス費 介護保険制度において、要介護被保険者が市町村の指定する地域密着型サービス事業者から地域密着型サービスを受けた場合に支給される介護給付。地元で利用できるように設置された。
  • 地域支援事業 地域包括センターの事業のひとつで、高齢者が地域でいきいきと暮らせるための支援を行なっている。 要介護認定で認定されなかった人や、介護保険対象外の人に対して行なわれる支援のこと。
  • チューブ栄養 経管栄養ともいいる。口から栄養をとれない人に、身体の外から消化器管にチューブを通し流動食を送ること。
  • チームケア 医師、看護師、保健師、社会福祉士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、ホームヘルパー、民生委員、ボランティアなど、様々な専門家や関係者がチームで対象者のケアにあたること。
  • チームアプローチ 複数のメンバーがそれぞれに役割を果たしながら目標達成を目指すこと。一般的にはチームワークともいいる。
  • チアノーゼ 唇や爪などの皮膚や粘膜が暗赤色から紫色になる状態。酸素飽和度の低下時等に生じる。
  • 通所リハビリテーション 精神症状や問題行動が激しい痴呆性老人を対象とするデイ・ケアで、生活機能の回復への訓練や指導、家族に対する介護指導をする。
  • 通所リハビリ デイケア。身体機能を回復させるリハビリを専門施設に短時間依頼できるサービス。
  • 対麻痺 下半身マヒ。
  • 杖歩行 杖は、手に持って体を支える歩行補助具。歩行を安定させ、転倒を防ぐ機能がありる。
  • 通所介護 デイサービスのことで、居宅サービスのひとつ。 要介護者が食事、入浴、ADLの訓練などを介護老人福祉施設などで受けられる。
  • 電動車いす バッテリーで充電して電気の力で動く車いすのこと。
  • 伝音性難聴 聴覚障害の分類。外耳から鼓膜に問題が起きることを指す。中耳から聴神経に問題が起きるのを感音性難聴。
  • 手続き記憶 技能を繰り返し経験、練習することにより、その操作の規則性を学習、獲得するもの。
  • 摘便 糞便が直腸内に溜まり力んでも出ない為、肛門から指を差込み掘り出し便を摘出する方法。
  • 適合高齢者専用賃貸住宅 高齢者専用賃貸住宅のうち、入浴、排泄や食事等の介護、食事の提供、洗濯等の家事または健康管理を行い、床面積が25平方メートル以上であることや台所、水洗便所などの設備を備えたものであること等、厚生労働大臣が定める基準を満たしているとして都道府県知事に届け出ている住宅。
  • デイホスピタル 在宅で介護されている患者に、昼間の間だけ治療やリハビリテーションを行う医療施設。
  • デイサービス 通所介護。日帰りで、専門施設に短時間介護を依頼できるサービス。
  • デイケア 在宅の要介護者・要支援者が介護老人保健施設や医療機関で、心身の機能回復を目的に、理学療法などのリハビリテーションを行うこと。
  • 床ずれ 褥瘡。長期間の臥床等により体の骨張った部分に持続的な圧迫が加わり、血液の循環障害を生じて組織が壊死すること。
  • 特例居宅支援サービス費 居宅要支援被保険者が、要支援認定の効力が生じる前に指定居宅サービスを受けたときに支給される費用
  • 特例居宅介護サービス費 居宅要介護被保険者が、要介護認定の効力が生じる前に緊急に指定居宅サービスを受けたときに支給される費用のこと。サービス利用者の方は、まず全額を事業者に支払い、その後市区町村に申請し、サービス費の9割が戻ってくるという償還払い方式で利用料を支払うことになりる。
  • 特別養護老人ホーム 老人福祉法に基づく老人福祉施設の一種。65歳以上であって、身体上または精神上の著しい障害のため常時介護が必要で在宅生活が困難な寝たきり高齢者等を入所させて、入浴、排泄、食事等の介護、相談および援助、社会生活上の便宜の供与その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理および療養上の世話を行うことを目的とする施設。
  • 特別養護老人 老人福祉法に基づき、身体上または精神上著しい障害があるために常時介護を必要とする高齢者を入所させて、養護する施設。設置主体は地方公共団体および社会福祉法人。
  • 特別徴収 第1号被保険者の保険料を、年金から天引きする徴収法。
  • 特定有料老人ホーム 養護老人ホーム、特別養護老人ホームまたは軽費老人ホームを運営する社会福祉法人が、既存の施設機能の有効活用を前提として設置運営する小規模の有料老人ホーム。
  • 特定福祉用具 排泄や入浴などに関わる、衛生上レンタルが困難な福祉用具。
  • 特定非営利活動促進法 特定非営利活動を行う団体に法人格を付与すること等により、ボランディア活動をはじめとする市民が行う自由な社会貢献活動としての特定非営利活動の健全な発展を促進し、公益の増進に寄与することを目的とする法律。
  • 特定入所者介護サービス費 介護保険制度において、所得の低い要介護者が施設サービスなどを利用した場合に係る食費・居住費の負担を軽くするために支給される介護給付。
  • 特定疾病 介護保険法で定められた、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する16種類の疾病
  • 特定疾患 介護保険では特定疾患として以下の症状が対象とされている。1.初老期の痴呆 ・ アルツハイマー病 ・ 脳血管性痴呆 2.脳血管疾患 ・ 脳出血 ・脳梗塞 3.脳萎縮性側索硬化症(ALS) 4.パーキンソン病 5.脊椎小脳変性症 6.シャイ ・ ドレーガー症候群 7.糖尿病性の(腎症 ・ 網膜症 ・ 神経障害 ・ 糖尿病の合併症) 8.閉塞性動脈硬化症 9.慢性閉塞性肺疾患 ・ 肺気腫 ・ 慢性気管支炎 ・ 気管支喘息 10.両側の膝関節または股関節の著しい変形を伴う変形性関節症 11.慢性関節リウマチ 12.後縦靭帯骨化症 13.脊柱管狭窄症 14.骨折を伴う骨粗鬆症 15.早老症(ウェルナー症候群等)
  • 特定施設入居者生活介護 特定施設入居者生活介護におけるサービス類型の一種。
  • 特定施設 都道府県により、特定施設入居者生活介護サービスの指定を受けた有料老人ホームや軽費老人ホーム(ケアハウス)。利用者は特定施設入所者生活介護として、居宅サービスの給付対象になる。
  • 登録訪問介護員 登録ヘルパーともいいる。自分が働ける曜日や時間を登録して業務を行う非常勤ヘルパーのこと。
  • 同名半盲 右・左どちらかの視界が半分欠けている。
  • 糖尿病性網膜症 介護保険上の特定疾病のひとつ。糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症とともに、糖尿病の3大合併症といわれている。
  • 糖尿病性腎症 介護保険上の特定疾病のひとつ。糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害とともに、糖尿病の3大合併症といわれている。
  • 糖尿病性神経障害 介護保険上の特定疾病のひとつ。糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症とともに、糖尿病の3大合併症といわれている。
  • 糖尿病 インスリン欠乏が原因の糖代謝異常のこと。血液の中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態(高血糖状態)が続く。すい臓のなかのランゲルハンス島ベータ細胞が破壊されることによって起き、さまざまな臓器に合併症が起こる危険性が高まる。治療にはインスリン注射が必要。
  • 透析 急性、慢性腎不全の治療法で、尿素などの血液中の有害物質や過剰な水分の除去、電解質の調整を、腎臓に代わり行う。
  • 統合失調症 以前は精神分裂病と言われた。妄想や幻覚、まとまりのない会話、社会的・職業的機能の低下などがみられる。
  • 盗られ妄想 認知症などの高齢者が、介護者などにお金や物を盗まれたと訴える妄想のこと。
  • 独居老人 一人で暮らす高齢者のこと。
  • 特記事項 介護保険の認定調査で用いられる項目のひとつ。 認定のための基本調査を補うために面接を行い、定められた調査項目だけでは被保険者の状態を十分説明できない場合、補足事項と特別な医療について記入する特別な項目。
  • 動脈瘤 動脈の内腔の一部が異常に拡大し、こぶ状になった状態。動脈硬化などによって起こりる。多くは大動脈で発生するが、脳動脈で発生すると脳出血またはクモ膜下出血の原因になりる。
  • とろみ 飲みものや汁ものにあんなどをからめ、粘りを持たせて飲みやすくすること。飲みほすことが難しい人のために作りる。
  • トリガー 引き金、すなわちある作用を引き起こす原因やきっかけのこと。
  • トランスファー 車いすから便器に移乗したり、ベッドから車いすへ移乗することをいいる。
  • 内部障害 心臓、腎臓、呼吸器、膀胱、直腸、小腸の機能障害のこと。
  • 難病 難病対策要綱(1972年厚生労働省)で指定された、慢性の難治療性疾患のこと。原因不明で効果的な治療法がなく、患者や家族の経済的負担や介護の問題になっている。
  • ナイトミール 夜眠前にとる軽い食事。不眠のお年寄りには効果的。ホットミルク・ココア・温かいプリン
  • ナイトケア 夜間の介護が困難な寝たきりの高齢者や認知症高齢者などを、一時的に夜間のみ特別養護老人ホーム等に入所させるサービス。
  • ナーシングホーム 介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどのように、医療と福祉が統合され、医療・介護のサービスを提供する施設のこと。
  • 認定有効期間 要介護認定の有効な期間。新規認定の場合、原則6ヶ月で変更できることになっていて、更新認定の場合は原則12ヶ月、 要介護認定では3~24ヶ月、要支援認定では3~11ヶ月の範囲で変更できることになっている。
  • 認定調査員 要支援、要介護認定の申請があった際に、訪問し、本人と家族へ面接をし、聞き取り調査を行う調査員を指す。
  • 認定調査 要介護・要支援認定の申請があったときに、調査員が訪問し、本人と家族への面接によって行う聞き取り調査のこと。
  • 認知対応型共同生活介護 比較的安定状態にある認知症の要介護者が、5~9人の少人数の家庭的な環境のもとで共同生活を送る、認知症高齢者のためのグループホーム。食事、排泄、入浴など日常生活上の世話や、機能訓練、療養上の世話を行う。
  • 認知症対応型共同生活介護 要介護者であって認知症の状態にある者を、共同生活を行う住居において、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話および機能訓練を行うことをいう。
  • 認知症(痴呆)性高齢者 認知症(痴呆)の症状を示している高齢者のこと。
  • 認知症高齢者グループホーム 1997年より創設された制度。比較的安定状態にある少人数の認知症高齢者が、家庭的な環境の中で職員とともに生活を行うことで、認知症の進行を遅くし、問題行動を減少させることを目的とした施設。
  • 認知障害 失語、失認、失行、実行、機能障害る。
  • 認知症 脳や身体の疾患を原因として、記憶・認識・判断・学習などの知的機能が低下し、自立した生活に支障が生じる状態や一度獲得された知能が、低下したり、失われること。「痴呆症」に替わる用語。(痴呆)
  • 尿閉 膀胱内の尿が溜まっていても排尿できない状態。
  • 尿バルーン 病気や障害により、自分では尿が体外へ排出できない場合に付ける、尿バッグ。尿道に差し込むチューブの先が、空気で膨らむようになっている。(尿道留置カテーテル)
  • 尿とりパッド 陰部にあてて尿が漏れないようにするパッドのこと。
  • 尿失禁 不随意、あるいは無意識的な尿の漏れ、もしくは漏れが問題になった状態を表す。
  • 尿意 排尿したいと感じること。膀胱の容量は200mlから500ml前後で、その半分の量ほどで尿意を感じる。
  • 入浴サービス 家庭での入浴が困難な高齢者のために、入浴設備を持つ施設などで入浴をさせてくれるサービス。
  • 入浴介助 一人では入浴が難しい人に対し行う介護。
  • 入居一時金 入居する際に必要な費用のことで、入居後、一定期間で償却され、償却前に退去、死亡した場合には、一定額が返還される。但し施設によって償却期間、返還される場合の計算方法が異なりるので事前にきちんと確認しておく必要がありる。また入居一時金償却の調整とは、居室の変更で部屋の広さや設備等に増減が発生した場合、移動に合わせて入居一時金の償却方法変更の事を言いる。
  • 日内変動 脳にある「体内時計」によってコントロールされた、体温・心拍数・血圧等の値や、覚醒-睡眠のリズムが、1 日の中で決まって変動があること。
  • 日常生活用具給付等事業 在宅で生活する障害者に対し、日常生活に必要な用具を給付、貸与することで日常生活の便宜を図り、家族等介護に携わる人の肉体的、精神的負担を軽減することを目的とした事業。
  • 日常生活動作能力 人間が生活する上で必要な、食事や排泄、睡眠の基本動作能力。
  • 日常生活動作 人間が生活する上で必要な、食事や排泄、睡眠の基本動作。(ADL)
  • 二次予防 病気の早期発見・早期治療を行うことをいいる。
  • 二次判定 要介護認定・要支援認定に関して、介護認定審査会によって行われる二度目の判定のこと。
  • 二次障害 一次障害が元になって起こる派生的な障害のことをいいる。 たとえば「右半身不随」という障害により、情緒不安定などの二次障害が起きることがありる。
  • 認定調査票 要介護・要支援認定に利用される全国共通の調査票。 記入内容は、サービス利用状況を記載する「概況調査」と、85項目の質問に答える「基本調査」、補足として記述する「特記事項」からなっている。
  • 任意後見制度 認知症などが進み判断能力が衰える前に、財産管理などの代理人を選んでおく制度。任意後見契約に関する法律に基づき定められている。社会福祉法人などの法人も任意後見人になれる。
  • 尿路感染症 腎から尿道に至る尿路に生じる感染症の総称。腎盂腎炎、膀胱炎が代表的なもの。
  • 入浴補助用具 自分の力や、介助をともなって入浴するときに必要な補助用具のこと。シャワーチェアーや浴槽用手すり、入浴用踏み台などがありる。
  • 日常生活用具 在宅の障害者や日常生活を送りやすく、家族が介護をしやすいようにつくられた用具類のこと。 近年は、すべての人が使いやすいユニバーサルデザインの用具が増えている。
  • ニーズ 社会福祉援助においては人間が社会生活を営むために欠くことのできない基本条件を持っていない状態の時、ニーズを持っていると判断する。このため、利用者のニーズを把握することが援助において最も重要な位置を占め、利用者のニーズ把握が援助の成否に関わる。
  • 24時間対応ヘルパー 介護を要する高齢者等のいる家庭に、ホームヘルパーの派遣を巡回型で行うことにより、深夜帯を含め24時問対応できる体制整備を行い、高齢者福祉の向上と家族の負担軽減を図るもの。
  • 21世紀福祉ビジョン 1994年3月、厚生労働大臣の私的懇談会である「高齢社会福祉ビジョン懇談会」によってだされた提言。21世紀の少子・高齢社会における社会保障の全体像や、主要施策の基本方向、財源構造のあり方などについての中長期的な方向性を具体的・定量的に示した。
  • 21世紀における国民健康づくり運動 健康増進法に基づく国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針。21世紀の日本を、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会とするため、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸及び生活の質の向上を実現することを目的としている。
  • 熱布浴 熱い布やタオルで体を覆い、入浴した時と同じような爽快感をえることができる浴法
  • 寝たきり老人 病気や怪我などにより、寝ている状態が6ヵ月以上経過し、介護が必要な高齢者を指す。
  • 寝たきり 病気や怪我などが原因で、寝ている状態が6か月以上経過し介護が必要な状態のことをいいる。
  • 熱中症 「熱中症」は日射病や熱射病などの総称。 主な症状は体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん・精神錯乱・昏睡 などで、生命の危険を伴うこともある。
  • ネフローゼ症候群 腎障害の症候群で、腎臓糸球体の病変などによって生じる。尿の中にアルブミン(たんぱく)が漏れて、低たんぱく血症、高脂血症などの症状を起こする。
  • ネブライザー法 超音波などにより、薬物を霧状にして気道に吸入する方法。
  • ねたきリ高齢者 一般に、寝たきりで6か月以.上を経過し、日常生活を行う上で介護を必要とする高齢者をいう。
  • ネグレクト 日常的な育児や介護を無視したり放棄する事。
  • 能力障害 日常生活を遂行する能力(歩く、食事をとる、着脱、顔を洗う、など)が制限されたり低下すること。
  • 脳塞栓 脳梗塞の一種。脳以外の場所で出来た血液の塊が、血流に乗って脳動脈に至り血管が詰まる。
  • 脳死 脳機能の停止した状態で、深昏睡、瞳孔散大、平坦脳波、脳幹反射消失、自発呼吸停止の各条件により脳死と認められる。わが国では1997(平9)年10月、臓器移植法が施行され、1998(平10)年、この法律に基づく初めての脳死判定による移植が行われている
  • 脳血栓 脳梗塞の一種。脳の血管の中で血液が固まり血管が詰まる。
  • 脳血管性認知症 脳血管が詰まったり破裂する脳血管障害により起こる認知症(痴呆)。
  • 脳血管障害 脳の血管が破裂したり、詰まったりするなど、脳の血管の異常によって起こる病気の総称。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などがありる
  • 脳血管疾患 脳血管の疾患のすべてをさす言葉。頭蓋内血管が破裂する出血性脳血管疾患と脳血管が詰まり、血流が妨げられる虚血性脳血管疾患のニつに大別される。三大成人病の1つにも数えられる。
  • ノロウイルス 小型球形ウイルス(SRSV)の1種。食中毒症状を起こす原因になりる。
  • ノーマライゼーション 全ての人(障害者・高齢者全ての人間)が望む住居や場所・望む仕事・望む社会活動ができる社会。
  • 半盲 片方の目が見えないこと。注視点を境界として、片眼または両眼の視野の左半部あるいは右半部が欠けるものをいう。
  • 半側空間無視 脳梗塞などで脳の片側半球がダメージを受けるとそれに対応した側からの情報・感覚を認識できなくなってしまうという症状。視空間の右半分あるいは左半分の空間しか認識できない現象。高次脳機能障害の症状の一つ。
  • 反射性尿失禁 物理的に十分な尿が膀胱には貯まっているのに、大脳は尿意を感じない。本人の意志とは無関係に反射的に膀胱収縮を起こして尿が出てしまうこと。脊髄損傷後等にみられる。
  • 半座位 上半身をあおむけで45度起こした体位のこと。ファーラー位とも言う。面会や食事やなどの時は半座位をとることが多い。体位保持にはギャッジベッドやバックレストなどが用いられることが多い。
  • 白内障 水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気。眼先天性のものと老人白内障のような後天性のものとがある。水晶体とは目の中でカメラレンズのような働きをする組織。外からの光を集めてピントを合わせる。
  • 白杖 視覚障害者のための歩行補助具。白杖を上下左右に動かしながら障害物の高さや有無などを確認することで、身体を危険物や障害物から守る。何かにぶつかったときに、その衝撃を和らげ、体を守ってくれる。相手にこちらが視覚障害者であることを知らせ、注意してもらうことができる。歩行が安全でスムーズに行なえるようにするもの。
  • 廃用性症候群 介護保険で認定されている特定疾病のひとつ。身体を使わないために起こる、体力、意欲、記憶力などの機能低下を指す。寝たきりの原因のひとつにもなる。
  • 廃用症候群 身体を使用しないために機能が低下した状態。長期の安静や精神的低下が二次的な機能低下を引き起こす。
  • 排尿障害 尿が近い、出にくい、残尿感があるなどの排尿の障害。
  • 梅毒 梅毒トリポネーマの感染によって生じる疾患のこと。皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、血液中に入って全身に広がる。性交などにより感染するSTD(性病)のひとつ。男女ともに症状は同じである。梅毒に感染し病変部分があると、HIVなどにも感染しやすくなる。
  • 配食サービス 買い物や調理が難しい人のための食事宅配サービス。栄養バランスの良い食事を業者が定期的に届けるサービス。お寿司やピザ、ラーメンなどのデリバリーサービスとは考え方が大きく異なる。市区町村特別給付として利用することができる。介護保険給付の基本サービスには含まれない。
  • 敗血症 生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液の中に細菌が入り込み、高い熱や血圧低下、呼吸数の増加などの症状が現れる。免疫力が低下したり、細菌の侵入の増加により、発症しやすくなる。副腎皮質ホルモン薬や免疫抑制薬を投与されて、感染に対する防御能が低下している人、抗がん薬投与や放射線治療を受けて白血球数が低下している人も敗血症を起こしやすい。
  • 肺気腫 たん、せき、息切れなどの症状があり、進行すると呼吸困難にも陥る。大気汚染や喫煙が主な原因と考えられる。肺の末端にある肺胞が拡張し破壊されて機能低下して発症する。肺気腫はCOPDに含まれる。
  • 徘徊 歩き回る事。認知症などにより,無意識のうちに目的なく歩きまわること
  • 排泄介助 寝たきりの人などの大小便の排泄を介助すること。その人の症状に合わせて、おむつから尿器・差し込み便器、ポータブルトイレへと、レベルを上げていくことが重要。
  • ハンドリム 車いすの速度や方向を操作する輪のこと。大きな車輪の外側に設置されており、使用者が手で回して車いすを操りる。
  • バリアフリー 障害のある人が生活しやすいよう、物理的、社会的、心理的な障害、情報面、制度面などの障壁を取り除くこと。
  • バックアップ施設 該当の事業所と協力関係にあり、必要な際に必要な支援を行ってくれる施設。夜間など十分な従業員を配置できない場合でも、バックアップ施設との協力によって安心した生活環境を整えることが出来る。
  • バスボード 介助の必要な高齢者あるいは病人の入浴作業において、入浴者及び介助者の労力を大幅に軽減するために使用される板のこと。
  • パウチ ストーマから不随意に出てくる便や尿を受ける袋のこと。
  • ハウスアダプテーション 住宅改造。近年「身体障害者・高齢者が身体的不自由のため住居からこうむる社会的不利益を軽減するため、建築を含め保健・医療・福祉が連携しながら利用者主体の住生活の充実や改善に必要な改造、増改築、転居などを行う手法」であるとする考え方もでてきている。
  • バイタルサイン 人間の生きている状態を表す所見。血圧・脈拍・体温・呼吸・意識状態などをさす。
  • バイスティックの7つの原則 アメリカの社会福祉学者フェリックス・バイスティックが提唱した援助者と利用者の望ましい関係の基本原則。その7つには、個別化、非審判的態度、自己決定、秘密保持、受容、制御された情緒的関与、意図的な感情表出が挙げられている
  • ハートビル法 高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律。
  • パーソナルスペース 心理学においては、他者の接近によって不快感を感じる距離をパーソナルスペースと呼ぶが、一般には、個人のために確保された空間あるいは個人の行動空間を指す。
  • パーキンソン病 介護保険で認定されている特定疾患のひとつ。脳内ドーパミンの不足により起こるとされている。
  • 日和見感染 健康な人が感染しても発症しないウイルスが免疫力が低下している人には病気が引き起こされる細菌、カビなどに感染し発症すること。
  • 病床療養 長期の療養が必要で入院が可能な施設。
  • 標準負担額 介護保険施設で食事の提供を受けたときに支払う1日あたりの自己負担額のこと。低所得者等に対しては、標準負担額減額の制度がある。
  • 秘密保持 職務上で相手方より知りえた第三者に開示および漏洩してはならない利用者の情報をいう。
  • 被保険者証 第1号被保険者(65歳以上)の人は全員に公布される。新しく65歳になる人は、誕生日の属する月(月の初日が誕生日の人はその前月)に交付される。第2号被保険者には介護(介護予防)サービスを受けるために必要な認定(要介護認定)を受けた人と希望者に交付される。被保険者証の有効期限は6年以内で市町村が任意に定めることになっている。
  • 被保険者 介護保険制度では40歳以上の1人1人が介護保険に加入し、被保険者となる。(健康保険でいう被扶養者も、介護保険では被保険者となる)第1号被保険者・・・市区町村に居住する65歳以上の人。第2号被保険者・・・市区町村に居住する40歳以上65歳未満の人で、医療保険(健保組合等)に加入している人(本人および家族)
  • 筆談 絵や文字を使って書くことでコミュニケーションを図る事。聴覚障害者や言語障害者の情報伝達手段のひとつ。最近ではパソコンや携帯電話、スマートフォン、タブレット端末なども利用されている。
  • 皮質下性痴呆 大脳皮質以外の神経細胞の集まりの部分である皮質下核に、病変が起こることによって生じた痴呆のこと。 神経変性疾患とか錐体外路疾患といわれるハンチントン舞踏病、進行性核上麻痺などでみられる。アルツハイマー病の「皮質性認知症」に対比される用語。
  • 鼻腔経管栄養 病気や障害により口から食事の摂取ができない場合、鼻から管を通し、栄養剤を摂取する方法。自分で引き抜いてしまったり、また胃の中の物が逆流したりと、トラブルが起きやすいという面もある。
  • 非言語的コミュニケーション 言葉以外の表現を通じて、思想・感情を伝達し受容する行為。「音声ことば」によるコミュニケーション以外の部分であり、「身体ことば」による意志疎通の部分である。身ぶり手ぶり、アイコンタクト、顔の表情、しぐさなど。身振り手振りやしぐさ、表情が何を伝えたいのか理解することが重要。
  • 非可逆性 病状の完治が難しく、原則としてもとの状態に戻らないことをいう。例えば、痴呆は神経細胞の再生が行われないため、完全には回復しないと考えられている。しかし元に戻すことは不可能でも、痴呆症状の改善を図るようにすることは可能である。
  • 日帰り介護 デイサービスのこと
  • 被害妄想 うつや認知症、統合失調症に見られることが多い症状で、自分が他人から危害を加えられていると思い込む妄想。覚醒剤など薬物の使用によって現れることもある。他人への根強い猜疑心等が生まれる。
  • ひまわりサービス 主に郵便局が行っているサービスで、郵便配達の際に一人暮らしの高齢者様子をうかがうというもの。
  • ピック症 チェコの精神科医ピックが初めて報告した疾患。初老期の精神病で、大脳のなかでも特に前頭葉の委縮によって起こるといわれる。認知障害、言語障害、人格障害などの症状が現れる。
  • 振り替え ショートステイは介護保険で利用できる日数に限度がありる。「振り替え」とは、訪問サービス、通所サービスの利用を少なくし、余った分をショートステイの利用限度日数増に利用できるもの。
  • 部分浴 体の一部分だけを湯につけて洗うこと。おもな部分浴には、手浴、足浴、座浴があり、このほか肘浴、顔浴などもある
  • 不服申し立て 都道府県が設置する「介護保険審査会」に対して要介護認定の結果に対する不服を申し立てる(審査請求する)こと。
  • 普通徴収 年金が一定額(年額18万円)に満たない第1号被保険者の保険料徴収方法で、市町村が個別に徴収する。
  • 不正受給 不正な手段や申告により介護等給付の支給を受けようとすること。実際に給付を受けたか否かにかかわらず処分が下される。
  • 不随意運動 動物の主体的な意志・意識とは無関係に起こる。不随意筋の活動や、反射による運動。
  • 浮腫 顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候「むくみ」のこと。細胞内に水分(体液)が過剰に停滞している状態をいう。四肢末端に多くみられ圧迫すると圧痕を認める。
  • 不潔行為 知症老人によくみられる行動異常の1つである。便を手でもてあそんだり、壁に塗りつけたりすること。主に排泄に関連した行動がうまくできないために起こる。
  • 服薬管理 薬が適正に服用されるように指導・管理すること。薬の量や飲む時間、回数、飲み忘れ、誤用などを防止する。
  • 福祉六法 児童福祉法、身体障害者福祉法、生活保護法、知的障害者福祉法、老人福祉法、母子及び寡婦福祉法の6つの法律をいう。
  • 福祉用具法 心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある老人及び心身障害者の自立の促進並びにこれらの者の介護を行う者の負担の軽減を図るため、福祉用具の研究開発及び普及を促進し、もってこれらの者の福祉の増進に寄与し、あわせて産業技術の向上に資することを目的とした法律。正式名称は「福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律」
  • 福祉用具プランナー 主に福祉用具に関する知識と技術を要し、福祉用具導入の際の相談、プラン作成、使用方法を指導する者。適応後のモニター評価を行う者。テクノエイド協会が提唱した。福祉用具専門相談員とは、講習や講習条件などに相違がある。
  • 福祉用具販売 福祉用具販売では、入浴補助用具などその用途が「貸与になじまないもの」である用具の購入ができる。
  • 福祉用具貸与 利用者の日常生活における自立支援や介護者の負担軽減を図るためのサービス。貸与サービスでは、介護用ベッドや車いすなどの介護用品を借りる事ができる。
  • 福祉用具専門相談員 福祉用具専門相談員指定講習を修了した者。介護が必要な高齢者や障害者に、福祉用具をレンタルしたり販売するときに、選び方や使い方についてアドバイスをする専門職。介護保険制度では、指定福祉用具貸与事業者に2名以上の専門相談員の配置が必要となっている。専門相談員とは、福祉用具専門相談員、介護福祉士、義肢装具士、保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、ホームヘルパー(2級以上)等。 受講資格はない。
  • 福祉用具購入費支給限度基準額 特定福祉用具の購入に当たっては限度基準額が設定されている。毎年4月1日からの1年間を期間に、10万円が上限とされる。(1割負担で福祉用具が購入できる)市区町村で、独自に限度基準額の上乗せを行っているところもある。
  • 福祉用具購入 介護が必要な高齢者に対して、貸与になじまない福祉用具、その他の厚生労働大臣が定めるもの(排泄補助用具、入浴補助用具等)の購入費を支給する介護保険制度の給付対象サービスの一つ。市区町村への申請が必要。
  • 福祉用具 身体の不自由な部分を補う用具。高齢者、傷病者の生活や介護、介助の支援や障害者の生活・学習・就労と用具・機器のことである。
  • 福祉八法 老人保健法、児童福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、老人福祉法、母子及び寡婦福祉法、社会福祉法、社会福祉・医療事業団法のことをいう
  • 福祉人材センター 社会福祉の分野に従事する人材の確保を図ることを目的に設置されたセンター。各都道府県福祉人材センターと、中央福祉人材センターがある。また、福祉の仕事や就職活動についての相談、情報提供、人材育成事業のほか、福祉従事者の人材確保に関する相談等も行っている。 働きたい方(求職者)と人材を求める方(求人者)を結びつける無料職業紹介事業が中心的な仕事になる。
  • 福祉住環境コーディネーター 高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を整備するための職業。建築、医療、福祉などの知識を持った専門家。 東京商工会議所が主催しており、民間資格に分類されている。1級から3級まであり、福祉系の資格としては珍しく特に受験資格は要らず、誰でも受験することができる。検定試験は年2回(7月と11月頃)実施されている。3級と2級は同時に受験したり、2級からでも受験できるが、2級に合格しなければ1級を受験することができない。
  • 福祉車両(ふくししゃりょう) 身体障害者の車の乗り降りや、車いすから車いすへの乗り移りなどがスムーズにできるように配慮されたり、車いすごと乗れる車両のこと。 車両の購入にあたっては、各自治体から助成が受けられる場合がある。介護タクシーに良く見られるスロープタイプなど、最近は路線バスなどもリフト付きの車両はよく見かける。
  • 福祉事務所 社会福祉法第14条に規定されている「福祉に関する事務所」をいい、福祉六法(生活保護法、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法、老人福祉法、身体障害者福祉法及び知的障害者福祉法)に定める援護、育成又は更生の措置に関する事務を司る第一線の社会福祉行政機関。都道府県及び市(特別区を含む。)は設置が義務付けられており、町村は任意で設置することができる。1993年(平成5年)4月には、老人及び身体障害者福祉分野で、2003年(平成15年)4月には、知的障害者福祉分野で、それぞれ施設入所措置事務等が都道府県から町村へ移譲されたことから、都道府県福祉事務所では、従来の福祉六法から福祉三法(生活保護法、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法)を所管することとなった。
  • 福祉施設のショートステイ 「ショートステイ」参照
  • 福祉行政 生きる権利を保障するための公的扶助を含めた社会福祉のこと
  • 福祉機器 機能に衰えが見られる高齢者や身体機能に損傷を受けた障害者が使用する器具・用具又は技術的なシステムで、特に身体の損傷・能力の障害・社会的不利などを予防・補償・軽減または解消するために作られたもの。また、既成のものでそのように使用される用具や機器を指すこともある。
  • 福祉移送サービス 車いすやベッドなどを搭乗させるリフトなどを完備した福祉車両で行われる。 自力での移動が困難な高齢者や身体障害者に移動手段を提供するサービスのこと。
  • 複合型ホームヘルプサービス 1度の訪問で、身体介護と家事援助を同時に行うもの。
  • 腹臥位 人間の体位(臥位)の一つ。うつ伏せになって横になった姿勢。円背(猫背)の予防や、パーキンソン病の改善にも役立ちる。
  • 腹圧性尿失禁 女性の正常な身体では、おなかに強い力(腹圧)がかかった場合、「骨盤底筋」という筋肉が膀胱と尿道を支えることで、尿道が締まり、尿が漏れるのを防いでいる。腹圧性尿失禁(尿漏れ)は、咳、くしゃみなど腹圧がかかることによって起こる尿失禁で、骨盤底の筋肉が弱くなった更年期の女性に多く見られる。
  • ブローカ領域 文節言語の中枢である前頭葉後下部のことで、舌や口など発声に関係した筋肉の運動連合野に相当する。
  • ブローカ失語 運動性失語。ゆっくりぎこちない話し方。時間はかかるが情報は伝えることは出来る。
  • プラシーボ 薬としての作用がない物質で偽薬とも呼ばれる。プラセボ・プラセーボなどとも言う。
  • ブドウ球菌感染症 健康な成人の体内に一般的に住み着いているブドウ球菌が、免疫力が低下している際に、傷口から体内に侵入し起こす感染症。
  • フットケア 足の痛みや魚の目、水虫などの治療のほか、爪切り、マッサージ、足に合った靴の選定など、足の手入れ全般のことをいいる。糖尿病の壊疽防止にフットケアは重要。
  • フォーマルサービス 国や地方公共団体による、施策としてのケアサービスのこと。
  • フェイスシート 医療、福祉分野で援助を目的とした情報収集において使用される利用者の氏名・年齢・性別など、 利用者と家族の個人情報を記入する用紙のこと。
  • フィランソロピー philanthropy 博愛主義。慈善活動。企業や民間人が行う社会貢献活動や公益活動。
  • ファーラー位 45度上半身を起こした状態。
  • 片麻痺 脳出血、脳梗塞などの脳血管障害により、脳の運動を司る部分が損傷することで、身体の片側半分が麻痺し、動けなくなることのこと。いわゆる半身不随の状態といえる。
  • 便失禁 排便のコントロールを失い、大便を自分の意思によらず排泄してしまうこと。
  • 変更認定 すでに要介護度認定を受けている方が、要介護認定の有効期間内に要介護状態の程度が変化した時に行われる認定。このような場合変更認定の申請ができる。
  • 変形性関節症 慢性の関節炎を伴う関節疾患で、関節軟骨の退行変性が原因で関節に変形をきたす。両側の膝関節または股関節の著しい変形を伴う変形性関節症は特定疾患に指定されている。
  • 閉塞性動脈硬化症 動脈硬化等により、血液の流れが悪くなり、慢性の血流障害を起こした病態をいう。 介護保険上の特定疾病のひとつ。
  • ヘルパー 訪問介護員。居宅を訪問して日常生活上の介護をする者のこと。
  • ペースメーカー 心臓を一定のリズムで拍動させるために、人工的に電気刺激を与える装置。
  • 保健福祉事業 第1号保険料を財源に市町村が独自に条例で定めておこなうサービス。
  • 保健センター 市区町村が健康づくりを推進するために設置した拠点施設。健康相談、健康教育、健康診断などの保健サービスを総合的に行う。
  • 保険者 給付を受ける被保険者から保険料を徴集し、それを原資に保険事業全体を運営する側のこと。 介護保険では市区町村が保険者になる。
  • 保険給付 被保険者や被扶養者の病気、けが、出産、死亡の場合、健康保険組合は医師の診療を提供したり、定められた各種の給付金を支給する。 現物給付 と現金給付がある。
  • 保健委員 行政と地域のパイプ役として、保健活動を支援する人。市区町村長から委嘱されている。
  • 訪問リハビリテーション 要介護者などの住宅で行われる理学療法、作業療法、などのリハビリテーションのこと。
  • 訪問薬剤管理指導 利用者の自宅を薬剤師が訪問し、薬剤の服用指導を行なったり、適切に保管しているかを確認すること。 薬剤師が主治医の指示にもとづいて指導する。
  • 訪問入浴介護 入浴設備をもつ車両で高齢者のいる家庭を訪問して、入浴の介助サービスを行うこと。
  • 訪問調査 介護保険の要介護認定の際に、市町村の職員が認定を申請した被保険者に面談を行い、 心身の状況や置かれている環境、その他の事項を調査すること。認定調査ともいう。
  • 訪問指導 通院が困難な高齢者や寝たきり高齢者、またはその家族に住宅に保健婦等を訪問させて行う保健指導。
  • 訪問口腔衛生指導 寝たきり高齢者等を介護している方や高齢者本人を対象に保健婦等が住宅を訪問し、口腔の衛生や入れ歯の手入れ等について指導を行うこと。
  • 訪問看護ステーション 訪問看護をおこなう訪問看護が待機している場所。
  • 訪問看護計画 利用者の希望や主治医の指示を訪問看護師が聞き、訪問看護の計画を立案すること。
  • 訪問看護 訪問看護を提供する事業所。看護師や保健師が医師と連携して在宅の患者の健康チェックや療養指導を行なう。
  • 訪問活動記録 訪問介護計画に基づいたサービスの実施状況とそれに伴う評価などを記録したもの。援助内容の確認や利用者の状況確認、サービスの達成度など計画見直しの評価、資料にもなりる
  • 訪問介護計画  介護支援専門員が、利用者と家族に面接し、訪問介護の具体的な計画をたてること。 または訪問介護をおこなうための計画書のこと。
  • 訪問介護員 ホームヘルパーさんが来てくれて、家事の手助け、食事、排泄のお世話を行う人。
  • 訪問介護 ホームヘルパーさんが来てくれて、家事の手助け、食事、排泄のお世話をしてくれること。
  • 訪問栄養指導 介護者や本人に、栄養士などが住宅を訪問して栄養の指導など行うこと。
  • 法定後見人制度 家庭裁判所の選任代理人に法的な権限を与える制度。判断能力や意思能力が不十分になったときに備えて後見人による保護や支援を受けるための制度。
  • 膀胱機能障害 尿を貯めたり空にする膀胱機能に障害が起こり、自分の意志で排尿ができなくなってしまうこと。
  • 包括的・継続的ケアマネジメント 介護保険法に基づく地域支援事業の一つの事業。
  • ボランティア 営利目的ではなく、自主的に無償で活動すること。 公共福祉や社会奉仕のために、労力の奉仕、技術提供を行なう活動のこと。または、その活動を行なう人のことをいいる。
  • ホテルコスト 介護施設などの個室あるいは準個人的空間である個人スペースにかかる建設費用や光熱費、水道費、器具備品費用を指す。
  • ボディメカニクス 神経、骨格、筋などの身体特性をとらえ、その力学的な相互関係によって最少の労力で最大の効果を上げられるよう、身体の各部位無理なく、しかも合理的に動かすための方法のことをいう。ヘルパーの職業病である腰痛の未然防止にと注目されている。
  • ホットパック 保温性の高い材料を袋にいれ温め、患部にあて温熱治療として使用する代表てきなもの。
  • ホスピス これ以上治療効果が望めない、疾患の終末期にある患者および家族に対して援助するための施設。
  • ホームヘルプサービス 介護保険制度においては、要支援・要介護者が受けられる居宅サービスの一つである訪問介護を行い、身体介護、生活援助を提供する。デイサービス、ショートステイと並んで在宅3本柱の一つ
  • ホームヘルパー 訪問介護員のこと。高齢者、障害者などの家庭を訪問して、入浴、排泄などの介護や調理、買物、掃除などの生活援助などを行う専門職
  • ホームドクター かかりつけ医(主治医)のこと。介護保険を受けるには、かかりつけ医の意見書が必要になりる。かかりつけ医のいない場合には市区町村の保健福祉窓口で紹介してもらえる。
  • ホームケア促進事業 要介護高齢者とその家族を対象に、実施施設に短期間宿泊して介護技術を学んでもらうもの。
  • ポータブルトイレ 持ち運びできる腰掛の便器。家具調のものなど色々なタイプがある。
  • 慢性閉塞性肺疾患 COPD、慢性気管支炎と肺気腫の 2 つの病気の総称。喫煙が主な原因とされ、たばこを吸う量の多い人ほど早く発症する。気道や肺などが慢性的に悪くなる。
  • 慢性関節リウマチ 全身の関節に慢性的な炎症が起こる病気。特定疾病のひとつ。
  • 埋伏歯 骨や粘膜に埋まって出てきていない歯。親知らずなど。
  • マンパワー 人的資源。人口の高齢化が急速に進展し、保健医療・福祉の需要が増大する中で、サービスの担い手である保健医療・福祉の分野のマンパワーの果たす役割はるる重要なものとなっており、その質量両面における一層の充実が強く望まれている。
  • マッピング 一般的には物事の全体像を表す図式のことをいいる。介護活動においては、利用者を中心に家族や社会との関係を図で表し、問題解決に役立てる。
  • まだらボケ 脳血管性認知症の特徴で、記憶の障害が重度の割には判断力や理解力が比較的保たれている事。
  • 民生委員 生活に困窮した人の保護・指導をしたり、地域住民の生活状況把握や、相談・援助にあたるボランティアのこと。都道府県知事の推薦を受け、厚生労働大臣が委嘱する。任期は3年。
  • 民間非営利組織 NPOともよばれる民間非営利組織のこと。社会福祉協議会、ボランティア団体、福祉公社、協同組合など営利を目的としない団体のこと。
  • 民間介護保険 生命保険会社や損害保険会社等が扱う個人の険商品。
  • 味覚障害 味覚におこる異常。味を感じない、異なった味に感じるなどの症状もおこる。
  • ミキサー食 咀嚼力、嚥下力の低下により普通の食事が困難な人に対する食事で、咀嚼力に合わせてミキサーにかけた食事。
  • ミーンズ・テスト 一般的には公的扶助制度において、わが国の場合は生活保護法に基づいて、申請者の受給資格を判定するために行われる調査のこと。
  • 無低老健事業 生活困難者に対して、無料または低額な費用で介護保険法に規定する介護老人保健施設を利用させる事業の通称。
  • 面接調査 介護保険認定のために、本人の状態などを調査員が面接調査すること。
  • 免疫 特定の病原菌等に反応し、抵抗力を獲得すること。
  • メンタルヘルス 心の健康。疾患が無いと言う意味ではなくどんな状態でも前向きで、明るく自信をもって自分の力を発揮する事。
  • メニエール病 めまいが生じ難聴や耳鳴りを伴う。吐き下や嘔吐が起こり数時間でおさまる。
  • メディカルソーシャルワーカー 医療ソーシャルワーカー。医療機関や保健施設、在宅支援センターなどに勤務する福祉専門家。病気や怪我による患者の社会、経済、心理的悩みの相談、問題の解決に向けて手助けをしてくれる。
  • メタボリックシンドローム 内臓脂肪症候群ともいいる。肥満症、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病を引き起こす要因とされている。お腹まわりが男性で85㎝以上、女性で90㎝以上が診断基準のひとつになっている。
  • 問題行動 認知症高齢者の徘徊・暴力行為・異食・弄便・など。
  • 問題解決過程 人問関係や生活環境への不適応を解決するための援助。H,パールマンによって体系化され目標を「利用者と援助者との問で確認された問題解決」とする。
  • 燃え尽き症候群 一生懸命で熱心に仕事などに打ち込んできた人が、なんらかのきっかけで、活力を失ったときに表す心身の症状
  • 妄想 空想の世界を自分で作り上げ、事実と思いこむ。統合失調症、うつ病、認知症に見られる。
  • 盲人安全杖 白杖のこと
  • モニタリング 実際にサービスが実施されたあと、援助内容が妥当であるかどうか、または効果があったかどうかについて評価・検証すること。
  • モチベーション 積極的に行動を起こす原動力のこと。動機付けともいいる。行動を起こして、持続し、目標に向かわせる過程のことを指すこともありる。
  • モジュラー車いす モジュラー車いすとは、車いすの各部品が単元化されており、これらの部品を目的によって選択、調整し組み立てられる車いすを指す。
  • 夜盲症 暗い場所での視力が著しく低下して、目がよく見えなくなる病気。とりめ とも言われる。
  • 薬剤管理指導 薬剤師が住宅に薬剤を届け指導を行うこと。
  • 夜間対応型訪問介護 夜間におこなう住宅の要介護者を対象としたサービス。 定期的な巡回・通報を提供する。
  • 夜間せん妄 認知症高齢者に多く見られる症状。夜不眠で興奮・多動となり、意識混濁と幻覚、錯覚、不安、不穏、興奮を示す状態。
  • 有料老人ホーム 民間事業者等が運営する老人福祉施設ではない施設。常時1人以上の老人を入所させて、生活サービスを提供することを目的としている。
  • 遊離型 認知症の分類(問題行動別)で遊離型認知症。老いを受け入れられず、現実との関係を遮断して自分の世界に閉じこもる事。
  • 有償ボランティア 低額の報酬や交通費、食費などが支給されるボランティア。
  • 夕暮れ症候群 認知症症状の一つで夕刻の決まった時間になると、徘徊などを起こす。
  • ユニバーサルデザイン 製品、建物、環境を、あらゆる人が利用できるようにはじめから考えてデザインするという概念。
  • ユニットケア 10人以下の単位(ユニット)を組み、福祉施設などでケアを行なう方式のこと
  • 予防給付 要支援を対象とした、介護保険の給付のこと。
  • 横だしサービス 国が決めた標準的なサービス以外のもので、各市区町村独自で必要としたサービスのこと。市町村が独自に、介護保険給付および予防給付の法定給付以外に、条例 で定めて行う市町村独自で行う特別給付および保健福祉事業のこと。
  • 予後 病気の結果や経過をあらかじめ予想する事。
  • 要支援状態 介護保険制度で、要支援の認定を受けた状態。
  • 要支援者 介護保険制度で、要支援の認定を受けた状態にある65歳以上の人、40歳以上65歳未満で特定疾患により要支援状態になった者のこと。
  • 養護老人ホーム 身体的・精神的・経済的理由等により、在宅で養護・介護を受けることが困難な、原則65才以上の高齢者を対象にした入所施設。
  • 要介護認定等基準時間 要介護認定を受ける人が、どのレベルの介護サービスを必要とするのか時間で示す指標。
  • 要介護認定有効期間 介護認定に設けられた6ヵ月~2年間程度の有効期間。
  • 要介護認定審査会 保険、医療、福祉の学識経験者などで構成される、要介護認定の審査・判定を行う業務機関。
  • 要介護度認定 申請者がどの程度の介護が必要なのか、市区町村が審査、判定をし、7段階ある要介護度に区分すること。
  • 要介護状態区分 介護保険制度を利用する上での介護度合いを示したもの。7段階に分かれ段階に合わせた各種保険サービスが受けられる。
  • 要介護者 要介護状態にある65歳以上の人、あるいは、要介護状態にある40歳~64歳までの人。
  • 要介護 介護が必要な65歳以上の人、特定疾病により要介護状態にある40歳から65歳未満の人で要介護者という。特定疾病によって、身体上か精神上の障害を持つと認められた人。
  • 要援護高齢者 要援護老人・寝たきり老人・介護を要する痴呆性高齢者、疾病等により身体が虚弱な高齢者等、身体上または精神上の障害があって、日常生活を営むのに支障のある高齢者をいう。
  • ラポール 信頼関係
  • らくらくおでかけネット 高齢者や障害者のためのインターネットによる公共交通機関のバリアフリー情報。
  • ライフステージ 人が生まれて死ぬまでに経験する各段階のこと。乳幼児期、児童期、青年期、壮年期、老年期などを指す。
  • ライフサポートアドバイザー シルバーハウジングに居住している高齢者に対し、必要に応じ、生活指導・相談、安否の確認、一時的な家事援助、緊急時対応等のサービスを行う者。
  • ライフサイクル 人が生まれて死ぬまでの過程。
  • 療養型病床群 長期に渡り療養を必要な患者を収容するための病床。
  • 利用者負担額 利用者が福祉、医療、保険サービスを利用した際に支払う自己負担分。
  • 利用者 福祉サービスを利用する人のことを通常このように呼びる。自主的にサービスを選び利用する者として、意思や決定を尊重するという意味を込めて使われる。要介護者、クライアントと呼ぶこともある。
  • 良肢位 関節運動が障害されても筋萎縮や関節拘縮を最小にとどめて機能障害の影響を最小に抑える、関節のもっとも良い位置のこと。
  • 利用限度額 介護保険で、要介護度に応じて定められた支給限度額のこと。
  • 流動食 噛まなくても飲み込める液状の食事の事。
  • 留置カテーテル 尿を外部に排出するために膀胱内に挿したままにする管。
  • 離脱理論 老化を社会学的側面で考えた理論の一つ。老化による社会からの離脱は発達的に避けられないことであり、それを受容することが老化への良い適応であるという考え方。
  • 離床 寝たきりの人にベットや布団から離れてもらう事。
  • 理学療法士 理学療法に関わる専門家。(PT)
  • 理学療法 人間の身体の物理的な機能の回復を図る為、運動やその他の物理手段を加えること。
  • 立位 立つこと。直立した姿勢の事。
  • リフトバス 車いすに乗ったまま乗り降りできるリフトを設置したバス。市町村障害者社会参加促進事業にひとつとして運行されている。
  • リフォームヘルパー 要介護高齢者の自宅に出向き、個々人の身体状況を踏まえた住宅改良について、相談に応じたり、助言を行う者。
  • リハビリテーション 障害、病気、怪我を抱える人が、機能回復や社会復帰を目指す機能回復訓練のこと。
  • リバースモーゲージ 自己所有の不動産を担保として融資を受けて、死後不動産を売却して返済する、不動産担保式融資金融商品。
  • リスク管理 予測され危険を防止する事。
  • リウマチ 関節、筋肉、腱に炎症が起こり、こわばり、痛みを生じる疾患。代表的な病気にリウマチ熱、関節リウマチなどがありる。
  • リアリティ・オリエンテーション グループアプローチのテクニックの一つ。認知症高齢者の見当識障害を正しい方向へ導くことにより現実認識を深めさせることを目的としている。
  • レスパイトケア 介護をしている家族に一時的に介護からの解放する事で心身共にストレスから開放されるように目的とした援助。
  • レクリエーション 生活の中にゆとりと楽しみを創造していく多様な活動の総称。
  • 老老介護 介護を必要としている人も、介護する側もまた老人である。例えば90歳の母親を70歳の娘が介護する。
  • 老齢年金 国民皆年金制度により、65歳に達した人が受け取ることができる年金のこと。これには国民年金から支給される老齢基礎年金と厚生年金から支給される老齢厚生年金がありる
  • 弄便 認知症の行動のひとつ。大便を弄ぶこと。
  • 老年期うつ病 老年期のうつ病のこと。認知(痴呆)症との鑑別が非常に困難といわれている。
  • 老人保健法 国民の老後における健康の保持と適切な医療の確保を図るための法律。
  • 老人保健施設 介護保険法で定められた保健施設。以前は老人保健法で規定されていました。
  • 老人ホーム 老人福祉法に規定される養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホームの総称。
  • 老人福祉法 母子及び寡婦福祉法
  • 老人福祉センター 地域の高齢者を対象に各種相談に応じたり、健康の増進や教養の向上等、豊かな地域生活を営むことを目的に設置された施設のこと。
  • 老人福祉施設 老人福祉法ではデイサービスセンター、短期入所施設、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、老人介護支援センター、老人福祉センターの7種としている
  • 老人デイサービスセンター 65歳以上で、日常生活に障害ある人が通う施設。
  • 老人性白内障 老化により、もともと透明な水晶体(瞳孔の後部にあるレンズ)が白く濁ってきて、視力が衰えてくる疾患。
  • 老人性認知症疾患デイ・ケア施設 精神症状や問題行動が激しい認知症である老人に対し、デイ・ケアを実施し、生活機能を回復させるための訓練および指導、家族に対する介護指導等を実施する施設。
  • 老人ケア付住宅 ひとり暮らし高齢者、高齢者単独世帯、または身体障害のある人々が安心して生活できるように設備などが配慮されていて介護サービスなどの福祉サービスが確立されている住宅。
  • 老人クラブ 高齢者が会員となって自主活動を行うために結成される組織。
  • 老人居宅生活支援事業 老人福祉法に規定する要援護高齢者の居宅生活を支援するための事業の総称。1.老人居宅介護等事業 2.老人デイサービス事業 3.老人短期入所事業 4.小規模多機能型居宅介護事業 5.認知症対応型老人共同生活援助事業の5事業からなる。
  • 老人休養ホーム 景勝地、温泉地などに高齢者の健全な保養の場を提供し、心身の健康の増進を図ることを目的に建設された宿泊施設のこと。
  • 老人介護施設 高齢者を対象とした介護サービスを提供する施設の総称。
  • 老人介護支援センター 在宅介護支援センター。在宅で介護を受けている高齢者や、寝たきりや認知(痴呆)症などの高齢者を在宅で介護している家族などを支援するために、介護の相談や指導、必要な保健・福祉サービスの情報などを受けることができる機関。
  • 老人医療費 老人保健法の適用者が保険医療機関にかかる際の医療費。
  • 老健 老人保健施設。寝たきりの状態などの高齢者に対し、介護、機能訓練などとともに、日常生活上の世話を行う施設のこと。
  • 老化 成年期以降加齢とともに起こる心身機能の変化。
  • WAM NET 福祉全般に関するポータルサイト。2000年3月1日に社会福祉医療事業団が開設し、現在は独立行政法人福祉医療機構が運営。厚生労働省の行政情報や医療機関、障害者自立支援法における事業所の紹介等、福祉全般に関する情報を公開している。
  • ワンストップサービス サービス利用を希望するものが、最初の窓口のみの相談や手続きで、サービス利用までのプロセスが担保されるシステム。
  • ワーカビリティ ケースワークの過程において展開されるワーカーとクライエントの関係において、クライエントがワーカーの働きかけに応えて、自ら問題解決に取り組んでいこうとする意欲のこと。ケースワーカーの問いに応じて、患者自身で問題を解決しようとする意欲。

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